美容室経営の知られざる裏側「従業員のトラブルに気をとられてハサミを握っている時間がない」
完全な言いがかりだが、和解金を支払って辞めてもらう
「僕もその場にいたからわかりましたが、あれはセクハラではありません。でも彼女はすぐに弁護士をつけて訴えてきました。パパに紹介してもらったのか、やり手の弁護士をつけてきましたよ」
Aさんは他にもいくつか裁判沙汰の従業員トラブルがあったため、当時は美容室にいる時間よりも弁護士と話したり、裁判所にいる時間の方が長かったとのこと。
「彼女の件は和解金を支払うことで手を打ちました。かなりの金額をふっかけられましたが、大人しく払いましたよ。これ以上は長引かせたくなかったし、彼女も退職金を払うことでやめてくれると言ったので」
一見華やかに見える業界だが、クリエイティブ気質の美容師たちを束ねるには、それなりの苦労もつきものなのかもしれない――。
<文/綾部まと>
ライター、作家。主に金融や恋愛について執筆。メガバンク法人営業・経済メディアで働いた経験から、金融女子の観点で記事を寄稿。趣味はサウナ。X(旧Twitter):@yel_ranunculus、note:@happymother
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