更新日:2024年07月06日 14:41
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大量発生のカメムシ、夏と秋では「対策が違う」。“フマキラー虫博士”に聞く害虫対策

「害虫」も生態系を支えている存在

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※写真はイメージです

「なかには、『フマキラーという社名には“キラー”という言葉が入っているから、虫を殺すための会社だろ?』と言われることもありますが、決してそうではありません。たとえ害虫でも、すべて殺してしまえば生態系が崩れてしまいます」  ダニやゴキブリなど、見た目がグロテスクで害を与えてくる虫も少なくないため、絶滅すればいいと思うこともあるかもしれない。けれど、私たちの地球や未来を守るためには過剰に虫を怖がらず、まずはエサを減らすための掃除や対策を徹底し、不要な殺虫は控えたいものだ。 <TEXT/山内良子> 【佐々木智基】 フマキラー株式会社にて開発本部基礎科学研究部部長・主席研究員を務め、虫の飼育・研究をおこなう虫博士で、2019年以降は蚊・ゴキブリ・ダニ・アリ・外来種問題を担当。また、虫や植物をテーマとしたキッズ向けサイト「フマキッズこども研究所」内でも“虫はかせ”として活躍し、「虫や植物とふれあうコンテスト」では審査員も務めている
フリーライター。ライフ系や節約、歴史や日本文化を中心に、取材や経営者向けの記事も執筆。おいしいものや楽しいこと、旅行が大好き! 金融会社での勤務経験や接客改善業務での経験を活かした記事も得意
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