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18歳で“舌先を2つに割った”女性が語る過去「どうなってもいいという気持ちで…」

 地下格闘技イベント「喧嘩バトルロワイヤル」でリングガールを務め、モデルやインフルエンサーとして活躍する蛇喰(じゃばみ)るり氏(24歳)。スレンダーな体躯に刻まれた芸術的な刺青が印象的な女性だ。刺青のほか、スプリットタンやシリコンインプラントなどの身体改造も施している。モデル活動をしながら週に5日はタトゥースタジオで働く“社畜”を自称する彼女の素顔に迫る。
蛇喰るり氏

蛇喰るり氏

なにがなんでも有名になりたいわけではないが…

――モデルとして注目されている蛇喰さんですが、日中も働いておられるそうですね。モデルやインフルエンサーとしての将来像はあるのでしょうか? 蛇喰るり:そうなんです。普段はタトゥースタジオで事務員として働いています。体型に対するこだわりがあって、ありがたいことにモデルとしてのお仕事もいただけるのですが、「なにがなんでも有名になってやりたい、どんな仕事でもやる」みたいなハングリー精神はなくて(笑)。自分がやってみたい仕事に巡り会えたときに、全力でやらせてもらっている感じです。自分がやりたいように表現活動をして、「それを応援してくれる人がいいな」とは思っています。

初めてのタトゥーは「19歳のとき」

蛇喰るり氏――繊細なタッチの刺青が印象的ですが、入れるまでの経緯を教えてください。 蛇喰るり:もともとはSNSのタイムラインに流れてくるタトゥーの写真を見て「かっこいいな」とは思っていたんです。ところが自分が入れる未来はまったく想像していませんでした。その後、19歳のときに耳の裏に十字架にからまるヘビを彫ったのが最初のタトゥーです。  20歳になるまえ、当時交際していた男性から「お前はおかしい」などの言葉を浴びせられ続けて、精神的に少し落ち込んでいました。自分は真っ当でなければいけないという思いがずっとありましたね。私が何をしても彼氏は「俺は何もしてもらっていない。それはお前の自己満」というスタンスの人で、交際当初はとても優しかったのに、気づくと変質していました。結局、私の20歳の誕生日に浮気をしていたことが発覚して、問い詰めると「それなら別れよう」と言われて交際は終了しました。その後、脚にウロボロスのタトゥーを入れました。
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「Amazonで買った医療用メス」でスプリットタンに
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ライター、エッセイスト。可視化されにくいマイノリティに寄り添い、活字化することをライフワークとする。『潮』『サンデー毎日』『週刊金曜日』などでも執筆中。Twitter:@kuroshimaaki

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