恋愛・結婚

ラブホ従業員が勤務中に“知り合い”と鉢合わせ。隣にいた女性は奥さんではなく…

 さまざまな事情を抱えた人たちが利用するラブホテル。一般的には、ドキドキ、ワクワクしながら、ときにはソワソワと向かう場所だ。  今回は、そんなラブホで働く従業員から見て、ちょっぴり変わった客のエピソードを紹介する。

知り合いの既婚者男性の隣には美女がいて…

地下駐車場

※写真はイメージです。以下同

 実家がラブホ街にあり、そこで育った富永なおさん(仮名・20代)は、学生時代に地元のラブホでアルバイトをしていた。 「近所のラブホでフロント業務をしていました。ある日、フロントのカメラで見覚えのあるナンバーの車に気づいたんです」  富永さんが「知り合いの車じゃない?」と思いながら、「奥さんと来たんだ。夫婦でもラブホを使用する……当然だよね」とスルーしようと思ったが、違和感を覚えたそうだ。 「明らかに隣にいる女性が奥さんじゃないんです。男ってこんなもんよねって思っていると、フードの注文をしてきたんです。ただし、ここはラブホなので。できる限り顔を見せずに運ぶことが暗黙のルールなんです」

まさかの鉢合わせ「何してるの?」

 富永さんが部屋まで運んだところ……。 「サッとフードを置いて帰ろうとしたら、男性が扉を空けるのが早かったんです。鉢合わせしてしまいました。ただ、男性は落ち着いていて、『何してるの?』って聞いてきました。それ、こっちのセリフですよね(笑)。『あんたこそ、何してるの?』と返しましたよ」  さらに男性は悪びれるようすもなく……。 「俺、今不倫中なんだよ! 秘密にしておいてな!」  富永さんは、「クズよね!」と一言。 トイレ「2人が帰ったあと、私が清掃に入ったんだけど、お風呂場がすごい汚れていて、一体どんなことをしていたのか……」  ラブホで働くと、さまざまな修羅場に遭遇しすぎて、「ちょっとやそっとじゃ動じなくなる」と、富永さんは話す。ちなみに、その男性は不倫相手を変えて、現在も不倫中だそうだ。
次のページ
常連客の謎
1
2
おすすめ記事
ハッシュタグ