『降り積もれ孤独な死よ』謎の少女役でデビュー・水野響心。ネクストブレイク女優のスカウト秘話
予想のできない展開で話題となったサスペンスドラマ『降り積もれ孤独な死よ』(読売テレビ・日本テレビ系)で失踪した謎の少女を演じ、鮮烈なドラマデビューを果たした女優の水野響心(みずのひびき)。
SNS上には「ドラマをきっかけに注目し始めた」というファンの熱い思いが散見されるが、劇中のミステリアスな役どころさながら、デビュー間もない水野の情報は少ない。スカウトのきっかけになった話も交え、ネクストブレイク女優の呼び声も高いニューフェイスの素顔に迫る!
――デビューのきっかけはスカウトだとか。街を歩いていて声をかけられたとかなんですか?
水野 いえ…。今日も担当してくださっているヘアメイクさんがきっかけで、今の事務所に所属させていただくことになりました。
――なんと。どのような経緯だったのですか!?
マネージャー ヘアメイクのTaeさんから、「愛知に原石みたいな子がいるよ!」と写真を見せていただきました。画家の方が撮られた写真だったのですが、モノクロということもあり、すごく大人びて見えたんです。
まだ15歳だと聞いて驚きました。ミステリアスな空気を纏っていて、すごく興味を惹かれる子だなというのが第一印象でした。
水野 ブランドのカタログなども撮られている方で、とても素敵に撮っていただいた写真だったんです。
マネージャー Taeさんに是非直接会ってみたいとお願いして、コンタクトを取っていただきました。
実際に会ったら写真とはまた違った雰囲気で、ミステリアスというよりもナチュラルで、大地を感じるというか…反面、とても現代的な印象もありました。
それが16歳の時だったかな?
水野 そうですね。高校2年生でした。
――水野さんはその時点で、芸能界に興味があったのですか?
水野 演劇部だったので、お芝居や舞台には興味がありました。ちょうどお会いする少し前から演技がおもしろくなっていて、女優になるってどうすればいいんだろう? オーディションとか受けてみようかなって、進路に悩み始めたタイミングだったんです。
でも、最初にお話をいただいてから、まさか1か月という短い間に事務所に所属することになるなんて…。偶然が重なり、こういうご縁って本当にあるんだなとびっくりしました。
――すごいスピード感ですね。ご家族の反応は?
水野 女優になりたいと言ったことはなかったので驚いていましたが、両親もそうなったらいいなと思ってくれていたみたいです。
「最後は自分で決めたらいいよ」と尊重してくれて、「せっかくだしやってみたら?」と背中を押してもくれました。家族は意外と落ち着いていて、私が一番テンパっていたと思います(笑)。
――そもそも演技をしたくて演劇部に入ったわけではないのですか?
水野 中学では人前に立つなんて考えられないくらい引っ込み思案でしたし、演劇部が有名な高校だったのですが、最初は裏方がおもしろそうだと思って入部しました。
ただ、部員全員が演技をするという方針だったので、裏方も演技はしなくてはいけなくて。やってみたら、負けず嫌いなところが出たというか、できない自分が悔しくて…。だんだん、演技の方が楽しいかもと思うようになっていました。
「愛知に原石みたいな子がいた」スカウト秘話
スカウトから1か月後、事務所所属へ
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ