今年CDデビュー10周年を迎えるWEST.が、特別イベント『WEST. 10周年記念展 関西七色男大祭り』を東京・寺田倉庫E HALLで開催している。このイベントは、グループとしての1つの節目をファンとともに楽しみたいという思いから企画がスタート。10月31日に行われた取材会には、重岡大毅、中間淳太、藤井流星、小瀧望の4人が登場して、魅力溢れるコンテンツをアピールした。 　たくさんの提灯が飾られたお祭りのような会場に入ると、WEST.が特別ウェルカムムービーで出迎え。小瀧が「ビジュアルはWEST.らしくふざけています！」とコメントするように、彼らならではのわちゃわちゃ感を感じられる。 　そして、入口を抜けると、7人それぞれが選んだ私物や思い出の品が飾られた個人ブース「七色男のユニークストリート」が展開されている。重岡は、“しげもらいもん”がテーマ。その中に置いてある謎の石について、重岡は「テレビ番組の『モモコのOH！ソレ！み～よ！』で共演させていただいている矢野・兵動の兵動さんが、ロケで梅田へ行ったときに買ってきた、ただの石です。それをライトアップして、ええ感じに。兵頭さんに『石を飾ってええですか？』って確認させてもらったら、『お願いやからもっとええもん飾って』ってすぐに返事が返ってきました（笑）」と笑顔を見せた。 　小瀧が気になったのは、「“ザ・大人の男の趣味”がつまっている」という濵田（崇裕）のブース。中身は、コーヒーと釣り道具がズラリと並ぶ。また、桐山のブースには、ライブで腰かけていたスツール（椅子）を展示。中間は、「彼が作ったものなんですが、実はそこにメンバーがメッセージを書いています。ライブではメッセージまで見られないと思うので、今回間近で見てほしい！」と見どころを語った。 　そのほかにも、メンバーが歴代のツアー衣装からお気に入りの一着をセレクションした「KANSAI NANAIRO COLLECTION」のブースにも注目が集まった。藤井は、「衣装のところにある巨大モニターでは、お気に入りの衣装を着てランウェイを歩くメンバーの動画が流れています」と話すと、小瀧が「ランウェイの歩き方がそれぞれ違う。入り込んでる表情とかもおもしろいです（笑）」とポイントを解説していた。 　まさに笑いに溢れたWEST.らしさが詰まったイベント。東京では11月20日まで開催、その後は大阪・大阪南港ATC Gallery（12月2日～12月26日）で予定している。重岡は、「これからも一生懸命いろんなことに情熱をもってやっていきますので、僕たちを楽しんでほしい！」とメッセージを送った。 　 　今勢いに乗るWEST.の熱量を会場で感じてもらいたい。 取材・文／吉岡 俊