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「スーパーの値引き惣菜」“買うべきではない”4品と“買っても良い”5品――仰天ニュース傑作選

今度は逆に、冷凍などで長期保存がしやすく、調理によってリメイクがしやすいアイテムをご紹介していくことにしましょう。

応用しやすい「刺身の柵」と「カレー類」

1:刺身の柵
総菜

生サーモンの柵は、下味を漬けて漬け魚としてリメイクするとある程度長期保存が可能になる

サーモンや鯛などの刺身は、塩麴や味噌などに漬け込んで冷蔵または冷凍すれば、焼き魚として美味しくリメイクすることができます。ポイントは切り身よりも柵であること。一口大に切って味付けをして、パスタ材料にするなど応用しやすいのもメリットでしょう。 2:カレー類
総菜

グリーンカレーは具材を足してリメイクすると、新しい味として楽しめる

エスニックカレーのルウが総菜として売られている場合は、野菜を足してリメイクことが可能です。すぐに食べない場合は冷凍保存をするのもオススメ。ごはんの上に乗せて、とろけるチーズをかけて焼けば、いつもとちょっと違った“焼きカレー”を作ることができます。

「麺類」と「焼鳥」、「肉まん」もおすすめ

3:温め直しやすい麺類
総菜

つゆをつけて食べる冷麺は、温めてアレンジしやすいのでねらい目です

麺類を選ぶ場合は、加熱して温麺にできるそうめんやうどんがオススメです。天ぷらを一緒に温めて鍋焼き風として味わうのも美味。逆に焼きそばやスパゲッティ類はアレンジしにくいので、とりあえずたくさん買っておくのは避けるようにしましょう。 4:焼鳥
総菜

焼鳥はそのまま食べる以外に応用が利く

焼鳥は串から外して冷凍しておくと便利に活用できます。たとえば、カレーやパスタ、チャーハンなどの具材として、もしくは親子丼や煮物などのポイント食材にすることで、香ばしい鶏肉料理が時短で作れてしまいます。同じ鶏肉総菜の場合、フライドチキンや唐揚げよりも焼鳥や照り焼きチキンを選ぶのがオススメです。

5:肉まん

総菜

肉まんやあんまんは冷凍して食べたい時にレンチンすればOK

パン類を選ぶなら、サンドイッチや総菜パン、クロワッサンよりも肉まんがオススメ。冷凍保存や電子レンジによる温め直しがしやすく、個別保存もしやすいのが魅力です。春夏シーズンは半額になっていることが多く、ねらい目とも言えるでしょう。 ===== 総菜はすぐに食べられて便利である点が魅力ですが、冷凍食品に比べると割高になっている可能性があり、作り立てのようなおいしさは冷食の方が得意と言えるでしょう。半額シールに翻弄され過ぎることなく、劣化しにくいこと、リメイクのしやすさ、温めやすさ、冷凍保存が可能かどうかを冷静に見極めて適量を購入する。これが無駄のない買い物に繋がる大切なポイントです。 <TEXT/スギアカツキ>
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。世界中の健やかな食文化を追求。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)が好評発売中。Twitterは@sugiakatsuki12
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