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電柱への放尿に怒り…20代女性が“必死の犯人捜し”で判明した、知りたくなかった事実とは?

ひぃおじいさんを問い詰めたら…

「ショックを受けるとともに、夫に相談。夫に子どもを見てもらいながら、尋ねてきたひぃおじいさんを問い詰めたのですが、『家と電柱が、ワシの生まれ育った実家の風景に似ている』『昔は、電柱のところでよくオシッコをしていた』などと懐かしみはじめたのです」  さらに、「加代の家の電柱は、本当にまるで実家の電柱」「見ると、オシッコがしたくなる」と続ける始末。まったく反省のない様子に加代さんは、「ウチの電柱でオシッコするなら、もう二度と来ないで!」と激怒した。 「ひぃおじいさんが、『ごめんよ。もうしないから』と謝ってくれることを期待していたのですが、『ここに来るのも2週間に1回ひ孫の顔を見に来るときぐらいなんだから、いいだろう。先も短い老人の楽しみを奪わないでくれ』と悪びれる様子もなく言ってのけたのです」

「それならもうしない」と反省

老人

※画像はイメージです

 そして、「ここの電柱でおしっこをするために、わざわざ遠回りや散歩までして調整している」とまで言う始末。まったく反省のない様子に、黙っていた夫が「電柱に放尿するのは軽犯罪なんで、このまま続けるなら警察に連絡しますけど大丈夫ですか?」と一喝したのだ。 「ひぃおじいさんは、『ええっ!? 犯罪なのか…?』と驚いて口ごもり、『それなら、もうしない』と、小さな声でボソリと誓ってくれたのです。そのあとは、猛反省していました。ただ、犯罪になるかどうかということよりも、モラルの観点から控えてほしかったです」 昔なら、「田舎の山道を車で走っていたら、一度はおじさんの立ちション姿を見かけた」という人がいた時代もあったようだが、いまは違う。歳をとっても時代にあったモラルを身につけ、周囲の人たちに迷惑をかけないよう生きていきたいものだ。 <TEXT/山内良子>
フリーライター。ライフ系や節約、歴史や日本文化を中心に、取材や経営者向けの記事も執筆。おいしいものや楽しいこと、旅行が大好き! 金融会社での勤務経験や接客改善業務での経験を活かした記事も得意
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