いよいよ5月22日にオープンする東京スカイツリー。ツリー内の「ソラマチ」の飲食店は、当分のあいだ大混雑するだろう。ならば周辺の名物を……ということで注目されているのが、地元各店がアイデアを絞った”タワーグルメ”である。 どれもこれも、とにかく高い（値段でなく高度が）。今回、週刊SPA！編集部＆グルメライターで、8店舗のタワーグルメを食べ比べてみた。 　例えば高さ27cmの天丼「元祖タワー丼」（そば処かみむら、1800円）は、ぶっとい海老天が3本そそり立つ姿に驚愕！　ものすごいボリュームだった。 　また高さ50cmの「タワーパスタ」（パブレストランHEIWA、1100円）は、ナポリタンと野菜の詰まったパフェグラスが出てくる。グラスに、パン・唐揚げ・トマト・アスパラを載せ、「客が自分でタワーを完成させる」という趣向が笑えた。 　満腹死しそうになりながら8種類を食べてみて、味・見た目・コストパフォーマンスの総合評価が一番高かったのが、「キムチャンタワー」（大東縁、1050円）だ。大東縁は創業47年の焼き肉店。6cmの大根の土台のうえに、34cmのキムチチャーハン塔が立ち上がり、合わせて高さ40cm。キムチは自家製だし、土台の大根が食後にサラダになって出てくるなど、「地元の老舗」っぽいサービスに心が和んだ。普通のメニューも、ランチの「カルビ定食」が840円など、コストパフォーマンスが良さそう。さすが47年間、地元で支持されてきただけある。 　8タワー食べ比べの感想は、週刊SPA！5/8発売号「東京スカイツリー　非公式ガイド」をご覧ください。この特集では、浅草芸人が教える”大人の浅草デートコース”など、タワー周辺の愉しみ方も紹介している。　＜文／週刊SPA！編集部＞