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「お店からの評価はガタ落ち」20代のスナックママが伝えたい、“夜のお店”で「値切り交渉」をするべきではない3つの理由

③アフターどころか次はない

ここまではセット料金を値切ると損する理由を述べましたが、追加注文してくれた場合でも、起こり得ます。「シャンパン3本も入れたんだから、会計は2本分にまけてよ」なんて言ったが最後、せっかくの好印象も一瞬で吹き飛びます。いくら追加注文していても、最後にそんな発言をされたら、もう次はありません。場の空気も一気に白け、お気に入りのキャストとのアフターが予定されていても、その話はなかったことにされるでしょう。 会計時に値切るくらいだったら、そもそも注文しなければいいのです。シャンパン入れて値切るくらいなら、セット料金のみでスマートに飲んでくださる方が圧倒的に好かれます。 もし予算に限りがあるなら、最初から伝えておくのがお互いのためです。例えば「今日は◯万円で楽しみたいんです」と正直に言えば、お店もその範囲で最大限楽しませてくれるでしょう。 ===== 夜のお店での値切り交渉は、結局のところ誰も得をしません。私は何も、「夜のお店では女の子に必ずドリンクを入れてあげましょう」なんて言っていません。「太客しか相手にしないなんて銭ゲバだ!」と怒らないでください。システム表通りにセット料金を支払うのは最低限のルール。自分の財力で行けるお店を探して、行ったからにはお店のルールを尊重して、気持ちよく飲む。それが夜の楽しみ方です。 <TEXT/大谷麻稀(まきぱん)>
上野にてスナックを経営する28歳。大好きなお酒にコミットするべく鉄道会社を退職し、ほぼ未経験の世界へ転身。TOEIC910取得。趣味は海外一人旅。
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