「演技未経験でハリウッド俳優に」世界で活躍中の米本学仁が乗り越えた苦難。「突然、顔の左半分が動かなくなりました」
ハリウッド映画出演後の挫折と努力
棚ぼた式にハリウッド映画に出演後、いろんなオーディションに声をかけてもらう機会が増えたものの、その後の道のりは決して順風満帆ではなかった。
「自分から役を取りに行ったわけではない『47RONIN』では全面的に楽しめたのに、その後受けたオーディションでは、『絶対取りにいかなければ』と気負い、力んで硬くなっていたので、全然上手くいかなかったですね。
僕には積み重ねた経験が圧倒的に足りていませんでした。そのとき会ったキャスティングディレクターには有名な人も多くいましたが、その後呼んでくれることはありませんでした」
光と影を経験した米本氏は、LAのアクティング・クラスで学ぶほか、他の役者たちとワークショップをするなど、日本で多くの作品に出演するようになった今でも演技を磨く努力を続けている。
「毎回、オーディションに落ちると自分でも引くほど落ち込むし、悲しいですよ。アメリカのベテラン俳優は、『100回受けて1回受かれば上等だよ』なんてうそぶいていますが、僕は100回受けたら100回受かりたい。
傷つかないように『そんなもんだよ』なんて自分を守っていると、喜びもあまり入って来ないような気がして。心を開いて、嬉しいことも悲しいこともすべての感情を味わい尽くしたいと思ってやっています」
突然顔の左半分が麻痺して動かなかくなった
米本氏が「すべての感情を味わい尽くしたい」と語るのは、最近直面した一つのトラブルがきっかけになったという。
「今はほぼ治っていますが、少し前、突然、原因不明で顔の左半分がまったく動かなくなったんです。
病院に行っても何をしても治らなくて、もしかしたら役者の仕事ができなくなるかも…と焦りました。
顔が動かない中で、できることをしたいと思い、友達のフォトグラファーに頼んで写真を撮ってもらうと、動かない方の顔に怒りを湛えていたんです。これまで知らないうちに感情を抑えて生きてきたのが、溢れてしまったのかなと感じました。
このときばかりはさすがに妻にも弱音を吐いたし、人に頼ることの大切さを実感しましたね。
顔に麻痺が起こった後、どうにか臨んだ撮影で僕がピンチに陥るシーンの直前に相手役の方にセリフにはないですが『助けて』と声をかけました。
それが、ちょうど僕の心とリンクしました。以前の僕なら口に出来なかった言葉で、役者の仕事に活きない経験はないんだなと」
EDIT for FUTURE代表取締役。編集者、ライター、編集コンサルタントとして多くのメディアで編集長やライティング、記事制作を手がける。おもなジャンルはビジネス、ライフスタイル系。趣味は散歩とギターと山登り。
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