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知らないと恥をかく「スーツ着用時に清潔感を出すワザ」3選。「スラックスの丈」が短すぎるのはNG

「アンボタンマナー」を意識したい

ジャケットとスーツジャケット、どちらにも共通する着こなしに「アンボタンマナー」というものがあります。たとえば2つボタンのジャケットであったとしても、「いちばん下のボタンは常に開けておく」というルールです。 くわえて着席時では、留めていたボタンを開けるという着こなしマナーもあります。ただし、取引先がボタンを留めているとき、こちらだけボタンを開けてしまえば、偉そうな印象になりかねません。こちらは着こなしのコミュニケーションとして、「相手が開けてから自分も開ける」という所作を心がけたいところです。 また、ビジネススーツのジャケットボタンには、2つボタンと「段返りの3つボタン」があります。どちらもパッと見たとき、2つボタンに見えるのですが、段返りのものは、いちばん上についたボタンが隠れているものです。 このいちばん上のボタンを、あえて留めてしまう方もいらっしゃるのですが、これは飾りボタンなので、留めた状態では、生地が変な方向に依ってしまうリスクもあるため、必ず開けておくようにしましょう。 ===== 着用頻度が下がるほど、だらしなく着崩してしまいがちですが、当然印象は良くありません。新年度もはじまったことですし、あらためて身も心も引き締めていきましょう! <TEXT/森井良行>
“あなたのお抱えスタイリスト”として、その違和感を言葉で可視化する。著書『38歳からのビジネスコーデ図鑑』(日本実業出版社)など5冊。MENSA会員。公式サイト「エレカジ」では、80件を超えるコーディネート事例を公開。
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