後藤真希がTIFに降臨! 20年近くぶりに名曲披露も
―[TIF2025]―
デビュー25周年を迎える後藤真希が、お台場で行われた世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2025 supported by にしたんクリニック」(以下、TIF2025)の2日目に登場した。満員の観客が詰めかけたHEAT GARAGEのステージで3曲を熱唱し、思う存分「いまの後藤真希」の魅力を見せつけた。
後藤真希が出演したのは、「後藤真希デビュー25周年♡レジェンドコラボステージ」として設けられたステージだ。このステージは後藤真希を尊敬し、慕う総勢15名のアイドルがゲスト出演しており、後藤真希と一緒にパフォーマンスに参加したり、ステージ上で後藤真希とともにエピソードトークを展開するといったものだ。
出演者は公式発表順に、北川あいしゃ、夢野かな(アイテムはてるてるのみ) / 石塚汐花(アイドルカレッジ) / 風宮ゆめ、もなかこゆ(アンスリューム) / 永尾梨央(可憐なアイボリー) / 柏綾菜、鎌田彩樺(SUPER☆GiRLS) / 辰巳さやか(NEO JAPONISM) / 白浜つゆは(なみだ色の消しごむ) / 岸みゆ(#ババババンビ) / 望月みゆ(バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI) / 上原れもん(#よーよーよー) / 鈴木華凜(LINKL PLANET) / 橋本真希(Rain Tree)となる。
最初は、暗がりのままスタートしたレジェンドとのコラボステージ。照明もつかないなか、舞台袖から9人が「正体不明」のまま登場。フォーメーションについたと思ったら、イントロ音と同時にスポットライトが当たり、センターに君臨する後藤真希が姿を現した。
また、イントロと同時に観客も盛り上がる。それもそのはずで、1曲目に後藤が選んだのは「そうだ!We’re ALIVE」であり、モーニング娘。時代の曲による、ゲストアイドルとのコラボ楽曲だったからだ。デニムのパンツスタイルに、透け感のある衣装で登場した後藤真希は、当時とは違うメンバー、そして振付も変えて挑んだ。軽快にステップを踏みながらリズムを取る姿は、まだまだ現役アイドルかと思わせるには十分だった。
間奏で流れるロシア民謡風のサウンドの場面では、当時を思い出すかのように、全員で特徴的なステップを踏み1日限りのコラボを楽しんだ。
曲が終わると、MCに。下手側の袖からまだ出演していないゲストのアイドルが登場し、ついにコラボステージでの出演者が勢揃いした。司会進行役を望月みゆ(バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI)が担当し、後藤真希にコラボステージの感想を早速尋ねると、20年近くぶりにこの曲を披露したと語り、会場はもちろん、ステージ上のアイドルたちもざわつかせた。すかさず後藤が「大丈夫ですか? ハタチになっていない人、いませんか?」と突っ込みを入れて笑いを誘った。
一緒にステージでコラボした白浜つゆは(なみだ色の消しごむ)に感想を聞くと「まず後藤真希さんと一緒にステージに立てることが、人生であるわけがないと思っていたので、とっても貴重な機会で幸せな時間でした」と興奮気味に語った。その後も数名に感想を聞くと、次はソロステージを披露。後藤が観客に向けて「たぶん……知ってるはず!」と期待を持たせ、「知っている人は一緒に歌ったり盛り上がったりしてください」と懇願した。
そしてタイトルコールで「愛のバカやろう」と口にすると、会場中が「うおおおおー」と叫び、心の底から驚いたような雄叫びを伴っての大歓声に会場が包まれた。後藤真希のソロデビュー曲でもあるこの曲は素人でも難しいとわかる楽曲だが、やはり変わらぬ歌声を披露し、むしろ余裕を持って往年のファンたちの前で歌い上げた。
続いて再びMCに入り、いくつかゲストのアイドルたちと質問をくり返したあと、再度コラボ楽曲を披露するためにフォーメーションに着く。すると、「勘のいい」ファンたちはそのフォーメーションから何かを察したかのように、ざわつき始める。そして答え合わせをするかのように「LOVEマシーン」のイントロが流れると、会場はさらなる盛り上がりを見せた。サビでは、指を「LOVE」の「L」字にして手を突き出し左右に振るという「国民的振付」を会場全体で踊った。
「LOVEマシーン」はさまざまなシーンで使われている名曲だが、まるでHEAT GARAGEがダンスフロアと化したようだった。曲が終わると後藤ひとりになり、改めてデビュー25周年の報告と、新たにリリースするアルバムや今後のライブについての情報をファンに共有した。
後藤真希によれば、「ギリギリに出たいとお願いをして叶えてくださった」ステージだという。ファンとしても直前まであまり情報がなく、どのようなステージになるかわからないまま駆けつけた人が多かったようだが、そんなファンたち全員の「期待値」をしっかり上回るステージを後藤真希が見せつけた。
取材・文/綿谷 翔 撮影/後藤 巧
<セットリスト>
1. そうだ!We’re ALIVE
MC
2. 愛のバカやろう
MC
3. LOVEマシーン(コラボ)
MC
―[TIF2025]―
東京大学卒業後、出版社にて多数のベストセラーを担当し独立。書籍編集、著者プロデュース業のほか、アイドルを中心としたエンタメ記事などを担当。認定専門公認心理師としても活動し、とくに離婚、DV、虐待、モラハラなどに関連した家族・夫婦のカウンセリングや犯罪被害者の支援を行う。X:@mellowamber
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