ノマドになりたくてなったわけではない 【ノマドワーカー座談会】
言葉だけが独り歩きして、イマイチよくわからないノマド。iPhone片手にスタバでMBA(MacBook Air)をカタカタ打っていれば誰もがノマドになれるのか? ノマドワーカーに聞いてみた!
<聞いてみたのはこの3人!>
・江口晋太朗氏(27)Webディレクター
・呉 琢磨氏(32)ライター
・石山 城氏(46)プランナー
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◆ノマドグッズ選びはライフスタイルの延長
石山:僕の場合は、メールは使わずFAXで資料を送らなきゃならないクライアントもいるから、どうしても荷物が多くなってしまうところもあります。USBメモリすら知らないクライアントさんもいるくらい(苦笑)。
江口:僕らはみんな、ノマドになりたくてなったというよりも、モチベーションの維持と仕事の内容、そして、時間を効率的に活用したいという必要性に対応した環境づくりの結果、ノマドという働き方になったと言ったほうが正しいですよね。だから、フリーに限らず、職種によっては会社員でもノマドスタイルで働くことはできる。
呉:僕は体力がないから、重い荷物をあまり持ち歩きたくない。それを突き詰めていったら今のような持ち物になった。ガジェット以外にも、仕事の道具として靴にもこだわっていますね。レザーソールは足が疲れるから履かない。僕の履いてるパラブーツというメーカーのは、靴底はラバーソールで雨にも強い。オシャレさと歩きやすさを兼ね備えてる優等生です。
江口:僕も移動が多いから、トレッキングシューズを履いてます。
石山:僕は仕事柄、よくスーツを着るので革靴を履いてますが、ナイキエアーをソールに入れて歩きやすくしています。
呉:ガジェットも靴も、決して安くはないけど、モチベーションの維持のために価値があると思うから、投資しています。
江口:ところで3人共通してiPadは持ち歩いてないですよね。僕、あれは今のところ必要としていないんですよね。
呉:キーボードはないとダメですよね。
石山:iPadは、部下の仕事内容をチェックするだけの、社長クラスの立場の人ならいいけど、僕たちみたいに、自分で企画書や原稿を書く人間はPCじゃないと。
呉:早くPCを捨てられる人になりたい!(笑)。
3人それぞれの持ち物一覧はコチラ⇒https://nikkan-spa.jp/241079
取材・文/朝井麻由美
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