【正解は水着で】MITの学生でも5割以上が誤答した算数の問題
新人タレント・柑乃美優(かんのみゆう)ちゃんはかわいいルックスとは裏腹に、実は大学で数学を専攻し、数学の塾講師もしているバリバリの理系女子。現在、“かわいすぎる数学講師”として活動中だ。そんな美優センセイ得意の数学から、MITの学生も5割以上が誤答した算数の問題を出題してもらった。「就職活動のSPI以来、数学なんてやっていないよ!」という人も、ぜひチャレンジを!
←【問2】バットとボールの値段を求める問題
【正解】
【解説】
慌ててボールの値段を「10セント!」って答えた方はいませんか? ちょっと引っかけ問題みたいで間違ってしまった人もいるかな。正解は、ボールの値段は「5セント」です。上の図のように、問題文を“イメージ化”するとすぐにわかりますよね。
もちろん計算しても解けるので、ここでは数式でも解いてみましょう♪
「バットの値段をxセント」、「ボールの値段をyセント」とします。
問題文の条件から、
x+y=110……(1)
x=y+100……(2)
という式をつくることができますよね。
この連立方程式から、yを求めましょう♪
連立方程式は「加減法」と「代入法」という2つのやり方があるのですが、私はダンゼン代入法派!
ということで、(2)のxを(1)に代入すると、
x+y=110……(1)
⇔(y+100)+y=110
⇔2y+100=110
⇔2y=10
⇔y=5
が得られます! つまり、ボールの値段(y)は「5セント」だとわかりましたね♪
ちなみに、(2)にy=5を代入すると、
x=5+100
=105
となり、バットの値段は105セント(1ドル5セント)とわかります。
これはボールの値段(5セント)よりも1ドル高くて、バットとボールを合わせると1ドル10セントとなって、問題文の条件にも合っていますね♪
いかがでしたか? パッと答えて正解だった人はすばらしいです♪ 次回も面白い算数の問題を出題するので、楽しみにしていてください!
●柑乃美優(かんのみゆう)
日本大学理工学部数学科に所属する現役大学生タレント。「暇なときはつい因数分解やっちゃいます」「理想のデートは家電量販店」という根っからの理系。9月28日には、MONDO TV『女神降臨』に出演予定。
公式ブログ(http://ameblo.jp/kanno-miyu/)
Twitter(https://twitter.com/myu_math49)
⇒【インタビュー】柑乃美優「理想のデートは電気屋さん」
https://nikkan-spa.jp/276637
<取材・文/横山 薫(本誌) 撮影/山田耕司(本誌)>
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