「スマホ出会い系アプリ」で韓国人女性にハマる日本の男たち
― 「スマホ出会い系アプリ」がエロカオス状態【1】 ―
去る6月末、国内のスマートフォンユーザーがついに1000万人の大台を超えた(米調査機関発表)。そんななか、スマホ専用の「出会い系」アプリのユーザーも増加中。ところが、その高機能・多機能ぶりについてゆけず、大混乱が生じている。右往左往するユーサーの悲喜こもごもをリポート!
◆エロで埋まったコメント欄国境を越えた恋愛模様も!
「神奈川住み31才♂熟好き既婚者です。年上さんよろしく♪」、「誰でもからんでください☆ エロい女の子来て☆w 高2」。
これらはスマートフォン(以下・スマホ)用SNSアプリ「カカオトーク」の評価欄に記されたメッセージだ。通常、Appストアやアンドロイドマーケットの評価欄は、ユーザーが使い勝手を報告する場所だが、カカオトークのそれに限っては自分のユーザーIDを晒しながらの露骨な求愛活動がメインとなっている。一体、どうなっているのか?
「カカオトークとはスマホ用の無料SNS系アプリで、韓国で開発され大ブレイクし、日本にも波及。今や全世界で1400万人ものユーザーがいます。キャリアが違ってもスマホ同士ならアプリ内でパケット代がかからずにメールできるという手軽さもあって、新たな出会い系ツールとして注目されています。また、一部では援助交際の温床にもなっている」(出会い系アプリに詳しいライター)
本来は出会い目的のアプリではなかったはずだが、エロの力は恐ろしい。チャットが始まるや否や、すぐに性器を露出してエロなやりとりに突入することも珍しくない。チャット仲間を探す「カカオプロフィール」や、ランダムにメッセージを飛ばす「ドキドキ郵便箱」などの別アプリとあわせて、縦横無尽に交際メッセージが飛び交っているのが現状。
世界が相手ということで、出会いのパターンが国際化しているのも特徴の一つ。特にカカオトーク発祥国である韓国人女性に日本人男性がハマるケースが多い。スマホなら、無料翻訳アプリで簡単にハングル文字を打つことができ、某巨大掲示板のカカオトーク板を覗くと、韓国娘に夢中になったユーザーたちが釣果を自慢し合っている。
「翻訳しながら話していると、『疲れたでしょ?』と気遣ってくれる。 やりとりを終えるときも『嫌だ! 離れたくない!』って言われたり、『携帯に自分の写真を入れて!』とか……もう全部が可愛すぎだ」
実際に韓国人女性が日本まで追っかけてくるケースも多い。韓流ブームを背景に、日本人女性を口説く韓国人男性の姿も目立つようになってきた。やはり、翻訳アプリで言語の壁を比較的簡単にクリアできるスマホならではの機能も一助となって、出会いのチャンスが広がったと言えるだろう。競争が激化したとも言えるが……。
いずれにせよ新時代の出会い系という戦場において、ガラケー一本では太刀打ちできないことは間違いなさそうだ。
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