更新日:2013年05月05日 09:05
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アベノミクス相場で2700万稼いだポートフォリオとは?

 アベノミクスで株式市場が活況の中、独自の投資哲学で“1億超え”の一攫千金を果たした敏腕トレーダーを徹底取材したムック本『億超えトレーダーたちが絶対に教えたくない アベノミクス株投資の法則』が発売され、話題になっている。  このムック本には乱高下激しいガンホー株を見事に攻略したろんぐて~る氏や他人の一歩先を読む手法で2億超えを果たしたてすた氏、袋とじでは資産120億円の伝説のトレーダーcis氏などのトレーダーに密着取材。投資テクニックから哲学まで丸裸にしている。  例えば「ネットネット株」という概念でアベノミクス相場で2700万を稼いだかぶ1000氏は、不動産の含み益に着目。投資できる/できないのラインを算出する独自の計算式を披露するとともに、ポートフォリオ&格付け表も本の中で公開している。 「ネットネット株とはバリュー投資家の間では有名なベンジャミン・グレアム氏の投資スタイルとして、多くの投資家に知られています。グレアムは正味流動資産から総負債を引いた数字が時価総額よりも大きい株をネットネット株とし、これらは安全域が大きく、下落リスクも低い事から私も非常に有効な投資手法と言えます。私の場合、商品在庫や事業用の土地の価値をゼロとし、有価証券など換金性の高いものは参入して計算しています。見つけるのは大変ですが、根気よく探せば小田原機器(ジャスダック・7314)のように現預金だけでネットネット株になる銘柄もありますよ」(かぶ1000氏)  かぶ1000氏が例として挙げた小田原機器は、路線バスの運賃箱などを作っている超小型株。時価総額は11億円ほどだが、賃借貸借表を見ると12年末の時点で「現金及び預金」が12億円もある。現金以外にも有価証券など合計25億円もの資産があり、かぶ1000氏の表現を借りれば「25億円が11億円で買える」銘柄なのだ。 「超小型株なので大きく上がる可能性もありますし、配当利回りが3%以上ある。債券のつもりで持つのもいい」(かぶ1000氏)  この小田原機器のほか、かぶ1000氏による推奨銘柄もムック本には袋とじで収録している。アベノミクス相場で一儲けを狙おうとしている人は是非、『億超えトレーダーたちが絶対に教えたくないアベノミクス株投資の法則』を参考にして欲しい。 <文/日刊SPA!取材班> ●かぶ1000投資日記 http://plaza.rakuten.co.jp/kabu1000/
億超えトレーダーが絶対に教えたくない アベノミクス株投資の法則

アベノミクスで活況を呈する株式市場で、億超えトレーダーが続出中

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