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ちょっとしたトリップ体験ができる食品とは?

「食」に関する情報が溢れている昨今。今回SPA!では「食べログ」や「お願い!ランキング」ではわからない、食の危険性やニッチな話題をランキング化し、食に関する裏情報を追った。 ◆超激辛ソースで未体験ゾーンへトリップ
ヴィシャスヴァイパー

原液で口にできるソースのなかで最強の辛さ

 人間にとって「味覚」はもっとも身近で、手軽にトリップできる「快楽」でもある。特に激辛系の飲食物は、我々に未体験ゾーンを垣間見せてくれるという。 「アメリカの超激辛ソースである『ヴィシャスヴァイパー』は、“辛い”という形容では収まりきらないくらいのインパクトでした」  そう語るのは、“不良”科学者として古今東西のトリップ食材を試してきたドクターくられ氏。このソースはタバスコの約120倍の辛さに相当すると言われており、日本では「凶悪な毒蛇」の通称で激辛マニアたちに知られてきた。 「私は『デスソース』(一説では心臓発作で死者が出たことから名付けられた)が“甘い”と感じるほど耐性があるのですが、『ヴィシャスヴァイパー』はヤバかった! 我こそはという人は、ぜひ個人輸入してでも試してほしい」  激辛といえばハバネロやジェロキアが一時ブームになったが、くられ氏によると、「生で食べるのがもっとも効果的。飲み込んだ瞬間に全身を電流が駆け巡る。あれは、まさに快楽です」とのこと。 「ギムネマ茶」は激辛系ではないが、舌に甘みを感じさせなくする効果があり、チョコを食べても脂肪の塊を噛んでいるような異質な食感を楽しむ(?)ことができる。これも一種のトリップ体験だろう。 ◆ちょっとしたトリップ体験ができる飲食物 ベスト3 【1位】ヴィシャスヴァイパー(超激辛ソース) 【2位】生のハバネロやジェロキア 【3位】ギムネマ茶 【ドクターくられ氏】 不良科学者、サイエンスライター。著書『アリエナイ理科ノ教科書』シリーズのほか、公式サイト(http://www.cl20.jp/R/)でメルマガも配信中 ― [食の裏側]ランキング【5】 ―
図解アリエナイ理科ノ教科書―文部科学省不認可教科書

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