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完全合法の植物で作る「幻覚茶」とは?

 野草チーズスパイスVR……決して安全なものだけではないが、限りなく“合法的な手段”だけでハイになるとういう噂の方法を検証。その中に、良くも悪くも本当にトリップできるものはあるのか確かめてみた。

“サイコアクティブ”の求道者を直撃した!

青井硝子氏ブログ

青井硝子氏ブログより

「そこらへんに生えてる雑草でも、十分酔うことができる。自生している草は10種類のうち1種類くらいの確率で、かなりヤバいものがあります」  そう話すのは、野草や観葉植物による「サイコアクティブ」を提唱する作家、ブロガーの青井硝子氏だ。軽トラックを住居に改造し、3年間の放浪生活をしていた際に、その方法を見つけたという。 「大学は農学部出身で、その知識を使って起業したのですが、震災の津波ですべてダメになってしまって、1000万円の借金を抱え込んだんです。それで、心の傷を癒やすために改造軽トラックで放浪していたときに雑草をつまんで吸うようになったのが始まりです」  オランウータンは病気になると薬草を積極的に食べる傾向があるというが、彼もまた「心を癒やすために本能がそうさせた」と話す。 「あくまで私の仮説なんですけど、人類は冬を洞窟で過ごしている間、うつ病だったんじゃないかと思うんですよ。冬が明けて雑草を食べると、『サイコアクティブ(トリップ)』状態になるよう遺伝子にプログラミングしてきたんじゃないかなって。例えば、糖尿病も氷河期に臓器を失調しても脳に糖を送り込むために有効でしたし、遺伝的な貧血を引き起こす鎌状赤血球もマラリアに強い。だから、うつ病の症状を和らげるのにサイコアクティブは有効だと考えています」と持論を展開する。  実際、これまで青井氏がサイコアクティブ植物を用いて作った「幻覚茶」を飲んだ人のなかには、うつ症状のケアに役立ったという声もあるという。原料の草は麻薬取締法で規定された「麻薬原料植物」以外を使用しているため違法ではないが、政府からの指導が入った場合はすぐに中止する意思もある。
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サイコアクティブで町おこしを狙う!?
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