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スマホの「アプリ開発」で一攫千金を目指すなら…何から始めればいい?

いまや社会人の必需品ともいえるスマートフォン。普及に伴い、各スマホに対応するアプリも増えている。生活・仕事の便利ツール、暇つぶしのゲームなど利用方法は人それぞれだが、儲けのツールとして活用することも可能なのだ。電車の移動中や待ち合わせなど、スキマ時間をカネに換える秘策を伝授!

◆アプリ開発で儲けられるか?

アプリ開発「アップルとグーグルのアプリ数はそれぞれ100万超です。そのうち、実際にDLされるのは10%以下。9割以上が存在すら知られていないアプリです」

 そう語るのは、アンドロイドアプリ情報サイト「アンドロイダー」のエヴァンジェリスト・佐藤進氏。大半のアプリが認知もされずにユーレイ化しているという現状を聞くとゲンナリするが、「個人にもチャンスあり」と続ける。

「例えば『Flappy Bird』。土管の隙間を、ぶつからないように飛ぶだけの、ファミコン世代でいう“クソゲー”に属しますが、そのゲームがアプリ内の広告収入だけで一日数百万円になったケースもあります」

 開発者はベトナムの29歳の青年。単純なタップ操作と「気づけばハマってる」という中毒性だけでひと財産を築いたそう。高度なプログラミングやグラフィックにこだわるよりも、直感的に楽しめ、ちょっとしたスキマ時間に完結できるゲームに勝機があるという。

「プログラミングができなくても、ネット上のコミュニティやセミナー、ハッカソンなどに出入りし、自分の企画に賛同する仲間を見つけるのがオススメです。また、新アプリのアイデアコンテストなども定期的に開催されていて、企画部門もあります。自信のある企画で応募して入賞すれば、『俺に作らせろ!』などと、プログラマーのほうから寄ってきますよ」

⇒【画像】はコチラ http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=673073

スマホアプリ開発 紆余曲折を経て自信作ができたら、アップル、Google Playなどとデベロッパー契約をして、市場に出すこととなる。価格設定、広告などはどうすべきか。

「個人デベロッパーは無料アプリで勝負し、広告収入によるマネタイズを目指すのが得策です。アプリをひとつの媒体と捉え、バナーやオファーウォール、インターステーシャルなどの広告から、最もアプリに適した広告を選んでください。加えて、1クリックあたりのインセンティブから推測すると、DL数10万を目指さないと厳しい。認知度を上げるには、私ども『アンドロイダー』などのメディアに露出し、ランキングを上げていく必要もありそうです」

 宣伝力のない個人にとって重要なのは、開発したアプリが認知されること。アンドロイダーをはじめ、無料で紹介してくれるメディアを有効活用することが肝のようだ。

アンドロイダー

「アンドロイダー」

●アンドロイダーhttps://androider.jp
アンドロイドアプリの老舗情報サイト。公認デベロッパーに参加すれば、アプリ紹介動画の無償作成やキャリアへの橋渡しなど、個人開発者にとって嬉しい特典が多い

取材・文/小野田衛 西澤まどか 高城泰(ミドルマン) 佐藤留美 紺谷宏之 イラスト/もりいくすお 図版/前之浜ゆうき
― [スマホで稼ぐ](得)錬金術【6】 ―




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