恋愛・結婚

キャバ嬢ウケのいい「絶対にスベらない話」

― 木村和久の「オヤ充のススメ」その41 ―


キャバ嬢ウケのいい「絶対にスベらない話」 われわれはスベらない話のネタを持っていても、テレビに出るわけじゃないから、披露する場所がなかなかありません。そうお嘆きの諸兄、キャバクラがあるじゃないですか。というかカミさんにも子供にも言えない、キャバクラ向けの話っていうのが、世の中には存在しています。それを語れば、キャバクラで必ずやトップを取れますぞって、ほんまかいな。

 キャバクラでオヤジが嫌われるのは、お金を払っているんだからと「説教」「セクハラ」「グチ」に走ることです。遊びは粋が大事。お金を払っているのに気を使って、サービス精神を発揮させてこそ、遊び人と呼ばれるわけです。

 というわけで、参考までに、こんな話はいかがでしょう。

 知り合いの女性が、オヤジからバイブレーターを3本送られた。「私そういうの使ったことない~」「じゃあ、送っておくから使え」とね。もらって困るものではないが、いったいどこにしまおうか? 女性は部屋を見回し、何か小箱みたいなのはないか探した。

 そうしたら、ちょうど使っていない○ッチの、バニティがあるじゃないの。そこに入れてみると、すんなりと収まった。これでめでたしとなったんだが、何か月かして○ッチのバニティの留め具が壊れてしまい、蓋が開かなくなった。さあ、どうしよう。

 その女性は、なんと中にバイブを入れたまま、○ッチ本店に修理しようと持って行ったのだ。すでにその段階でヤバイだろう。なんでそんな暴挙に出たのか。話を聞いたら「その場で中を見ずに、パチンと留め具だけ開けてくれると思ったの」だと。

 ないことはない。けど、彼女の浅知恵は、もろくも崩壊し「お客様、これはすぐ直るものではありません。一旦当方でお預かりさせて頂きます」と、来たもんだ。

 が~ん、絶体絶命のピンチ。「え~でも中のものすぐ使うんですけど~」と、懸命に緊急性をアピールする。「分かりました。修理前に蓋を開けた段階で、すぐにお送りしますから」だと。どうやら墓穴を掘ったようだ、ヤブヘビとも言うけどね。

 かくして後日、丁寧に梱包された、バイブ3本が何事もなかったように、家に届けられたとさ。

 たぶん○ッチ始まって以来の、珍入物だと思うよ。でも、堂々としていたから、バニティもバイブも無事に残れたわけで、バイブ欲しさに、バニティを壊すのはないよね。

 さあ、ここであなたならどうする? とキャバ嬢に問いかければ、10分ぐらい間が持ちますよ。このように、行列のできる法律相談方式の滑らない話は、後が続いて話が盛り上がります。

木村和久

木村和久

 キャバクラで遊んでいる人間は、こんな鉄板ネタを、幾つか持っている。カラオケの18番と同じですか。状況に応じて、常にネタを変え、つかみを万全にしておく。精神的には、売れてないお笑い芸人と一緒。そこまでやって、初めてこの人おもしろいわ~と言われるのだ。

 これを努力だと思う人は、キャバクラに向いてない。自然とウケを取って楽しいわ~となっている人が、美味しい蜜にありつけるんですな。

■木村和久(きむらかずひさ)■
トレンドを読み解くコラムニストとして数々のベストセラーを上梓。ゴルフやキャバクラにも通じる、大人の遊び人。現在は日本株を中心としたデイトレードにも挑戦

トレンドを読み解くコラムニストとして数々のベストセラーを上梓。ゴルフやキャバクラにも通じる、大人の遊び人。現在は日本株を中心としたデイトレードにも挑戦。著書に『50歳からのかろやか人生』
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