オヤジの夜遊びは企画モノ、セクシー系キャバクラに活路を見い出せ
―[木村和久の「オヤ充のススメ」]―
― 木村和久の「オヤ充のススメ」その36 ―
一番オーソドックなのが、ランパブの類いだ。店にもよるが、基本的には下着姿で接客をする。おさわりの類はあまりない。あくまでランジェリー姿を見て楽しむのだ。でも最近のコは堂々としているから、逆に目のやりばに困る。そこで一計を案じる。おしぼりをもらい、それを開いて彼女の膝の上にハラリと乗っける。すると、インスタントミニスカが出来るではないか。そのおしぼりの端をつまみ、軽くめくると、なんとまあパンチラが見えるじゃないか。オヤジとしては、パンモロより、パンチラがいいんだ、だって昭和育ちなんだから。
すると、さっきまで堂々とパンモロをしていた店のコが、赤面しながら「なんか覗かれると恥ずかしい~」という。まさにパンツ堂々より、チラリズムが勝った瞬間ですな、ほんまかいな。
ほか企画モノとして面白いのは、王様ゲームキャバクラってのもある。以前六本木などにあったんだが、普通のキャバクラだけど、王様ゲームがリクエストできる。店に入って、まず結構可愛いコがいるのに驚く。「このコとチューかよ~」って胸ときめくが、いざ王様ゲームが始まると、王様ゲーム要員が現れたのには笑った。けど容姿は2割減ぐらいで、そこそこ見れたので安心したけど。
店の王様ゲームは変則で客と客が、かぶらないように割りばしを、仕込んである。だから毎回、必ずキャバ嬢と最低でもチューができるって凄いよね~。でも興奮したのは、最初だけで、だんだんマンネリ気味になり、ダレて来た。あれってたまに当たりがあるからいいのであって、毎回だと食傷気味だ。
システムも確か40分とかで、飽きやすいから、短めになっている。総じて企画モノの店は時間が短い。しかもオプションとかあって、気づくと結構お金を使っている。
うまくできてるシステムだ。こういう店は夜、仕事先や友人と食事して、それから盛り上がることを前提として行くに限る。接待とかね、そういうのに向いているかもしれない。
盛り上がるという意味で、バカバカしかったのは、回転寿司キャバクラだろうな。これは企画モノであり、セクシー系でもありと、なかなか内容もエキサイティングだ。BGMはもちろん、シブがき隊の「スシ食いねェ!」に決まっとるだろ。名前通りアナゴさんとか、ハマチさんとか、イクラさんとかいう女のコが、膝の上に次々に乗ってくる。そしてソフトタッチ。でも今しがた、そのコは隣の客とチューしたわけでしょ、なんだかな~。
そうこうしているうちに、この店に不釣り合いな巨漢のコがいたのに驚く。恰幅のいい、その太巻さんが流れてきて、膝の上に乗ったら足折れるんじゃないか心配でたまらなかった。
結果的にあとふたりってとこで、ショータイムが終わって事なきを得たが、あれはなんだったんだろう。たまに地雷を置いておくと、緊張感があってよろしいということか。
とまあ話を聞いてても、楽しいでしょ。是非食事の後は、みんなで企画モノ、セクシーもののキャバクラに挑戦してみてくだされ。

木村和久
―[木村和久の「オヤ充のススメ」]―
トレンドを読み解くコラムニストとして数々のベストセラーを上梓。ゴルフやキャバクラにも通じる、大人の遊び人。現在は日本株を中心としたデイトレードにも挑戦。著書に『50歳からのかろやか人生』
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