なぜ「できる人」は願掛けをするのか? いざというタイミングを逃さないコツとは?<魂が燃えるビジネス>
―[魂が燃えるメモ/佐々木]―
いまの仕事楽しい?……ビジネスだけで成功しても不満が残る。自己啓発を延々と学ぶだけでは現実が変わらない。自分も満足して他人にも喜ばれる仕事をつくる「魂が燃えるビジネス」とは何か? そのヒントをつづる連載第30回
今年も終わりに近づいてきました。元旦に神社へ初詣、あるいは大晦日から二年参りを予定している方も多いと思います。
神社といえば「恋人が欲しい」「志望校に合格したい」「会社が大きくなりますように」と願掛けするのが一般的です。合理的に考えるのが当たり前になっている現代で「神様にすがるなんて」「どうせ叶わないよ」と嫌がる方もいるかもしれませんが、自己啓発的に考えるとその効果は意外と馬鹿にできません。
自己啓発では「目標設定」が重要とされています。では、なぜ目標設定をするのかというと、それは「チャンスを掴める自分になるため」です。私がいまこうして日刊SPA!で書かせていただいているのは、とあるお酒の席で「ウチで書いてくださいよ」と声をかけてもらって、「ぜひお願いします」とその場で答えられたからです。
ビジネスに限らずなんでもチャンスは一瞬です。「意中の女性を食事に誘えるか」なんてのもそう。あとになって「あの時、勇気を出していれば」と悔やんでも手遅れです。
恋人作りならばちょっとした飲み会、受験勉強ならちょっとした勉強会、仕事ならちょっとした酒の席。そんな「ちょっとした」が人生を変えることは珍しくありません。しかし、それは些細なきっかけであるがゆえに、心構えがなければ簡単に見逃してしまいます。
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コーチャー。自己啓発とビジネスを結びつける階層性コーチングを提唱。カイロプラクティック治療院のオーナー、中古車販売店の専務、障害者スポーツ「ボッチャ」の事務局長、心臓外科の部長など、さまざまな業種にクライアントを持つ。現在はコーチング業の傍ら、オンラインサロンを運営中。ブログ「星を辿る」。著書『人生を変えるマインドレコーディング』(扶桑社)が発売中
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