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板橋資産家殺人事件「家には10億円あった」

' 09年5月25日未明、東京都板橋区弥生町の邸宅で事件は起こる

 前日から雷雨の中、敷地1000坪の豪邸から火の手が上がり、焼け跡からは家主の老夫婦の遺体と、散乱した2千数百万円分の札束が発見された。この残忍な板橋資産家殺人事件から、2年が経つ。  警視庁がいまだに情報提供を求めるチラシを配るなか、核心情報を知る男性の接触に成功した。 「自分は犯人を知っている。日中混成の犯罪グループです」  この男性こそ、本記事の主人公、情報屋のX氏である。 「現金を自宅に隠し持っている金持ちの情報を入手し、窃盗団に実行させるのが私のビジネスです。板橋の邸宅を襲った連中とも、かつて仕事をしたことがある」  実際、X氏はこの事件に関して、警察の事情聴取を受けている。 「警察は、板橋の件も私が仕掛け人であると期待していたようです。ただ、私はこの事件には関わっていない。当日は確たるアリバイがあり、Nシステムでもそれが確認されている。(中略) 板橋事件の真犯人を知るに至ったのは、犯行前、連中から『一緒にやらないか』と持ちかけられた。そのときは聞き流しましたが、事件後、メンバーのひとりと電話で話したら、『10億円あった。それ以上は持ちきれないから置いてきた』と言っていた。経緯から言って、連中が真犯人に間違いない」    発売中の週刊SPA!6/28号「板橋資産家殺人事件「参考人」がすべてを語った!」では、X氏の証言を元に、この事件の真相に迫る。  そして、今年5月、史上最高被害額となった立川6億円強奪事件など、近年の強盗・窃盗事件の犯人像を炙り出した。 ⇒詳しくは週刊SPA!6/28号にて(電子雑誌版も発売中)  取材・文/李 策
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