ザ・童貞喪失! AVライターも驚きの体験内容とは?
人生でも10本の指に入るであろう大イベント「童貞喪失」。この童貞喪失の瞬間に注目し、採算度外視でインタビューを続けるライターがいる。AVライターとして知られる大坪ケムタ氏だ。数多くのAV女優インタビューなどをこなす彼は「100の童貞の妄想より、1の童貞喪失のドキュメントが俺は聞きたい」という想いから、様々な年代・職業の男性への初体験談インタビューをライフワークとして続けている。
そんな大坪氏に、氏が執筆した童貞喪失インタビュー集『THIS IS NOT A LOVESONG』より「童貞喪失」の厳選エピソードを紹介してもらった。
◆ リゾートバイト先の初体験。初体験からいきなり10日で3人とヤッた芸人
「ある意味理想的な、男の夢ですよね」と大坪氏も羨ましがる初体験をしたのは、芸人さん。19歳・大学1年生の夏休みに、熱海のリゾート地でのバイトに集まった学生10人のうち女性が3人、その全員とヤッてしまったという。
初体験の相手は、南野陽子似の横浜の専門学生(彼氏あり)。「ダメ、私彼氏いるから」というお決まりのセリフはいいつつも『心の股』は開いていたという。リゾートバイトでハメを外して遊びたいというのは幻想ではなかった。次の相手は、中條かな子似の女性。その子が仕事で怒られて泣いているところを慰め、そのまま部屋へという展開。3人目は南野陽子似の子と同じ学校で、つみきみほ似のボーイッシュな女性。男にフラれたらしく2人で飲んでいるうちに……。
こんな男子が誰しも憧れるような体験をした芸人氏は「いまだに新幹線で熱海通るとキュンと来るね」と語っているとか。
◆ 奮起したものの予期せぬトラブル発生! 2回の壁を乗り越えた男
インタビュー時には32歳、経験人数100人弱という男性の初体験話は、その経験人数からは想像できないほどにピュアでほほえましい話だったという。高1終わりの春休み、男の部屋で付き合っていた同じクラスの女の子と初体験同士だったという。いよいよ挿入!というタイミングで『ゴムがない!』と気づき、彼女を残したまま駅前の店までダッシュ。
「なんか準備しておくのが恥ずかしかったんですよね。あからさまに用意してるって思われるのがヤで。でもしなきゃダメだ、とは思ってて」
無事に購入してきたものの、すでに勃起はおさまってしまっていた。それでもめげずに少し手前のところから再開したという。しかし、無事に再開とはいかなかった。なんと、買ってきたコンドームは、店頭見本用の「箱だけ」のものだったのだ。再度買い直して、いよいよ本番。しかし、戻った時点で彼女はすでに服を着ており、気持ちも萎えていたという。雰囲気もあったものじゃない。「だからもう本当強引でしたよね、最後は」という展開になったようだ。大坪氏は、「2回もやり直しさせる必死さって僕大好きです」と高評価。
あなたの「童貞喪失」はどうだっただろうか? ときには思い返して、甘酸っぱい思いに浸ってみるのも悪くないかも!?
⇒ 【後編】筆者・大坪ケムタ氏(39)の初体験 & 制作秘話インタビュー
https://nikkan-spa.jp/246859
【大坪ケムタ氏】
1972年生まれ。佐賀県出身。大学卒業後に広告代理店にライターとして勤務。98年にフリーに転向。インディーズAVを中心に、ビデオレビュー、AV撮影現場取材、女優・監督インタビューなどを中心に活躍。童貞喪失体験インタビュー集『THIS IS NOT A LOVESONG』が好評発売中。(http://d.hatena.ne.jp/serviceanddestroy/20121231)
取材・文/日刊SPA!取材班
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