恋愛・結婚

広瀬すず似の彼女をゲットした32歳童貞。しかし結局手も繋げず…

 30歳を過ぎても女を知らない男は、“魔法使い”などと言われたりする。
魔法使い

魔法使い(写真はイメージ以下同)

「魔法使いでまったくモテない自分は、過去に付き合ったひどい女のことすら忘れられません」。こう嘆くのは、32歳のSさんだ。

“未経験男”が、広瀬すず似の大学生に告白される

「童貞でも何も問題がないとか綺麗事を言う人もいますけど、『できるけどしない』と『したくてもできない』じゃ大違いですよね。自分は彼女いない歴イコール年齢。積極的じゃないからだろうとか、理想が高いからだろうとかも綺麗事ですよ。自分みたいな見た目だと、アタックする以前に、連絡先交換さえも断られる。女性に話しかけただけで、『怖い……』って泣かれたことまでありますからね」  確かに、Sさんはお世辞にも女性ウケする見た目とは言い難い。背は低いがごつく、強面なので、怖そうな人物に見えてしまう。そのことをSさんは自覚しているからこそ、自信を失っているようだった。 「強面のくせに、中身は女々しいですから。モテなくて当たり前ですよね。でも、そんな自分にも、最近まで親しい関係の女性がいたんです。忘れもしません、あずさ(仮名)は、自分が働いている工場に派遣の短期バイトとして来ていた大学生でした。顔がすごくかわいくて、芸能人に例えるなら広瀬すず。  おもわず一目惚れしましたが、こんなに若くてかわいい子が自分のことなんて相手にしてくれるわけがない、とも思いました。親しくなることは最初から諦めていたんです。そうしたらなんと、彼女のほうから声をかけてきてくれて。生まれて初めて、仕事の関係以外で異性とLINEIDの交換をしました」  その後、あずささんから毎日のようにLINEが届き、Sさんは有頂天になった。 「それだけで自分は満足だったんですけど、あずさから、『Sさんと話してると楽しいから、私でよかったら付き合ってほしい』とLINEが届いたんです。ここまでくると、有頂天だった気持ちも落ち着いて、笑いものにされてるんじゃないか、最悪の場合美人局(つつもたせ)じゃないか、とかいろいろと考えました。 スマホを触る男性 でも、あまりにもうれしすぎて、『あずさちゃんみたいな子が彼女だったら最高だけど……』と返事をしたんです。するとすぐに、『じゃあ今日から恋人同士ですね!』と、かわいらしいスタンプつきで届いて。ならもう、騙されてもいいからこの子と付き合いたいと思いました」  騙されてもいいと覚悟したうえでの交際ではあったが、実際にSさんはあずささんの金づるにされることになった。 「『生活が大変だから、お金を貸してほしい』とあずさに言われたので、多いときは月に10万は渡していました。デートも、あずさの買い物と、食事をしたら終わりです。その代金も、もちろん自分が全額支払っていました」 女性
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吉沢亮ぐらいイケメンになったら、手を繋いでもいい
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