会社員や漫画家、編集者などの本職を持ちながら、作ってもてなすのが好きな料理人が集結した“オッサン”ユニット、「給食系男子」。 　速水もこみちのような超絶イケメンというわけでもない彼らのレシピ集が大ヒットを飛ばしている理由は、「最小限の労力で最大限モテる」コスト＆エネルギーパフォーマンスのよさにアリ？ 　記者（♀）は先日、2冊合わせて10万部超の大ヒットを飛ばしているレシピ集『家メシ道場』の第二弾、『家呑み道場』の出版記念イベントに潜入。会場では男子たちがせっせと腕を振るった品々がふるまわれ、招待客の男女がそれらを美味しそうに食していた。 　この日ふるまわれたのは、『家呑み道場』からの品々で、「まるごと焼きピーマン」「梅酒うめきゅう」「塩辛トマトパスタ」「牛モモミルク煮」など、どれも一見、シンプルながら深い味わいの物ばかり。記者も取材そっちのけでむしゃぶりついてしまった。さて、すべての料理がふるまわれた後、会場の男女に「レシピの人気投票」が行われたのだが、これが興味深い結果となった。 　女性人気NO.1は「カプレーゼ」。ついで「フライパンで作った焼きリンゴ」。 　あんまり「男らしく」ないメニューだったのである。男性に作ってもらうのだから、雄々しいメニューが好まれるかと思いきや、「女のコが自分で作ってそうな、簡単で女子っぽいメニュー」が人気とは意外。 　会場にいた女性客数人の総意は、おおむね「自分でつくるよりも美味しくつくることができる男の人は尊敬できるし素敵。でも、あまりに凝った料理だと引け目を感じるから、簡単な物のほうが好感度は高い」ということだった。 　一方、男性客の人気NO.1はぶっちぎりで「超かんたんチャーシュー」。 　男ってやっぱり肉が好きなのね。いずれのメニューも簡単でおいしいことは保証するので、楽してモテたい人は『家呑み道場』をチェックしてみてはどうだろう。 　ちなみに、食後の“運動”でのマナーは、下記を参考にされたい。 ※女が落ちる【男の手料理】とは？ https://nikkan-spa.jp/234258 ＜取材・文／ともりん＞