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KMB48解散! 東大女子によるAKBコピーユニットがラストライブ【フォトレポート】

kmb48,メンバー

(写真左から)みっきー、あずにゃん、みゆか、のんたん

 東大女子によるAKBグループのコピーユニット「KMB48」(駒場キャンパスが由来)。5月に行われた『五月祭』でのライブ(https://nikkan-spa.jp/216094)後には、テレビメディアでも取り上げられるなど多方面で話題を呼び、「KMB48」がGoogle検索急上昇ワードで2位に。その後も学園祭だけでなく、震災ボランティアで子ども向けにダンスを教えるなど精力的に活動してきたが、11月25日の「駒場祭」でラストライブを飾った。  メンバーは12人。 ダンス経験者や、AKB48ファンが多いという。メンバーのあずにゃんは「受験勉強中の娯楽は、AKB48の曲をひたすら聴いていたことくらい」と、アイドルに支えられていた日々を振り返る。約1年半、活動の集大成ともいえるラストライブの模様をお届けしよう。 ⇒【画像】KMB48 SPA!選抜 https://nikkan-spa.jp/336413/kmb48l_01  ライブは、同祭期間中2回行われた。23日は日も落ちて真っ暗のなか、屋外ステージで照明を浴びてパフォーマンスを披露。本番前は、全員揃っての練習時間をなかなか作れず「フォーメーションを合わせるのに苦労した」と語っていたが、笑顔でダンスする姿からはプロ意識がちらり。五月祭と比べてもクオリティが格段にアップしていた。 ⇒【画像】ライブ1日目 https://nikkan-spa.jp/336413/kmb48l_05  そして25日、いよいよ迎えたラストステージ。会場はサイリウムを持った東大生男子や一眼レフを構えた中年男性など、彼女たちの勇姿を見届けようとするファンでひしめき合っていた。大盛況のパフォーマンス後、アンコール曲は『Everyday、カチューシャ』で締めくくられた。リーダーのみゆかさんが息を切らしながら目に涙を浮かべ「こんなに応援してもらえるようになると思ってなかった」と喜びを語ると、顔を手で覆い泣き出すメンバーの姿も。ファンからは「またダンス見たい!」別れを惜しむ声が飛び交った。 ⇒【画像】ライブ2日目 https://nikkan-spa.jp/336413/kmb48l_17 【2日間で披露した楽曲】 「overture」、「言い訳Maybe」、「アイシテラブル!」、「Everyday、カチューシャ」、「大声ダイヤモンド」、「ヴァージニティー」、「ヘビーローテーション」、「会いたかった」、「ギンガムチェック」  これまでの反響について聞くと「他大学での公演などアウェイなステージでも、ファンの方が来てくださり、ステージ前列でサイリウムを振ってくれて感激した!」「2年目から、学内での認知度が高まったのがうれしかった」などと語る姿が微笑ましかった。  活動終了の理由は、もともと駒場キャンパスに通う1年生同士で結成した「KMB48」のメンバーが、3年生になると本郷キャンパスに移動してしまうためだそうだ。「KMB48」は駒場キャンパスに通った日々の証として、彼女たちの思い出の一部になるのだろう。 <取材・文・撮影/小野田弥恵 撮影/林健太>
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