【7割が万年平社員という時代】年収500万円は夢のまた夢!?

年収,サラリーマン

現在年収500万円の50代は、「上司の評価をあまり気にしない」「ランチは1000円以下」の項目で何%がYESと回答したか?

 厚生労働省のデータによれば、大卒男性の年収は50歳のピーク時で平均535万2000円。普通に働いていれば、500万円程度は稼げるわけだが、今後の社会情勢いかんでは、それすら難しい。「安泰なのは40代後半のバブル世代まで。団塊ジュニア世代以降は、6~7割が年収500万円の壁を越えられないでしょう」と語るのは、人事コンサルタントの城繁幸氏だ。「勝ち組3割+負け組7割」という構図が顕著になればなるほど、賃金カーブのピーク時の平均が500万円を越えないのは言うまでもない。

「生涯賃金は’90年代以降右肩下がり。大手企業ですら3.5億円から2.5億円と1億円も減っています。今後もグローバル化の下で回復する要素はなく、『全員貧乏になるより、一部でも勝ち組がいるだけマシ』という時代になります。出世街道も険しいものになり、7割は平社員で会社員生活を終えることになるでしょう」

 勝ち組の後塵を拝し、500万円に届くか否かに一喜一憂しながら働き盛りが過ぎていく万年平社員。彼らには、どんな特徴が?

「まずは、言われたことしかやらない“指示待ち人間”。新プロジェクトに手を挙げない、ビジネスに役立つ飲み会にも参加しない、土日は寝るだけで趣味に没頭なんてもっての外。『社会人の土日=勉強する日』ですから。さらに、リーダーシップのない人間も出世の見込みはありません。文字どおり、管理職とは管理能力が問われる職。“窓際部長”のような無駄なポストは存在させる余力なんて日本の企業にはないですよ」

 年功序列で将来は自分も課長・部長になんてのは、もはや夢のまた夢。このままだと年収500万円ですら御の字の時代が来そうだが、その程度の年収で終える人生はつまらない。不眠不休で働き続ける現役サラリーマンならば、「年収500万円程度の人生」で終わるという現実を直視すれば、それはあまりにも夢がなさすぎる話ではないか?

 9/10発売の週刊SPA!の特集「[年収500万円程度の人生]で終わる男の実像」では、今後は年収が下がる一方の50代の年収500万円台以下の現役サラリーマン200人にアンケートを実施。彼らの仕事、生活、恋愛から見えた共通点を63個も網羅している。果たして、彼らはいかにして年収500万円になり、そのまま人生を終えようとしているのか? うだつの上がらなかった先人たちに学べ! <取材・文/週刊SPA!編集部>

【城繁幸氏】
人事コンサルタント、作家。人事・雇用問題のスペシャリストとして活躍。主な著書に『7割は課長にさえなれません』(PHP研究所)、『若者を殺すのは誰か?』(扶桑社)などがある

週刊SPA!9/17・24合併号(9/10発売)

表紙の人/中居正広

電子雑誌版も発売中!
詳細・購入はこちらから
※バックナンバーもいつでも買って、すぐ読める!
7割は課長にさえなれません 終身雇用の幻想

40歳になっても係長止まりのバブル世代。二人目が産めない女性一般職。正社員になれない団塊ジュニア。ああ、なんでこの国はこんなに生きにくいんだろう…。

20~30代女性から大ブーイング!社内評価も下げる‟男のニオイ問題”を素早く解決する方法【PR】

20~30代女性から大ブーイング!社内評価も下げる‟男のニオイ問題”を素早く解決する方法【PR】
 そろそろ梅雨の足音が聞こえてきそうなこの季節。今年も、あの蒸し暑さのなか働かなければいけないかと思うと憂鬱になる人は多いはず。そんな汗ばむ季節に注意…

連載

ばくち打ち/森巣博
番外編その3:「負け逃げ」の研究(3)
メンズファッションバイヤーMB
ユニクロ、ZARA、H&Mに飽きたら「COS」に行こう! 手頃な値段で高級ブランド並みのデザインと質
山田ゴメス
“知ってそうで知らない「キャバ嬢と風俗嬢の違い」――“女”を売って稼ぐ女子たちのホンネ対談
オヤ充のススメ/木村和久
ベッキー70点、舛添都知事20点…気になる方のマスコミ対応評価
フミ斎藤のプロレス講座/斎藤文彦
ホーガンが考える“90年代のホーガン”――フミ斎藤のプロレス講座別冊 WWEヒストリー第95回
英語力ゼロの46歳バツイチおじさんが挑む「世界一周 花嫁探しの旅
「テラスハウスの一員になろう」――46歳のバツイチおじさんはイケメン&美女集団に溶け込もうとした
原田まりる
純潔な弟に風俗で女性経験させようとした姉の話
18歳女支配人・このみんの経営学「私のミカタ」/園田好
『わたし人見知りなんです』と言う女子に思うこと
大川弘一の「俺から目線」
死生観とビジネスの類似性――連続投資小説「おかねのかみさま」
プロギャンブラー・のぶき「人生の賭け方」
東京-熊本1163kmを30時間で踏破。12台を乗り継いだヒッチハイクの旅に、世界を6周半した男がトライ
フモフモ編集長の今から始める2020年東京五輪“観戦穴場競技”探訪
“東京五輪”なのに伊豆(静岡県)開催の自転車競技を追っかけてみた件
おじさんメモリアル/鈴木涼美
「顔じゃなくて知性で女を選ぶ」男の無知性
僕が旅に出る理由 in India/小橋賢児
北インド秘境で「宇宙に住んでいる」と実感した――小橋賢児・僕が旅に出る理由【最終回】

投稿受付中

バカはサイレンで泣く 投稿受付中
佐藤優の人生相談 投稿受付中