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食品偽装をする側の論理「どうせ細かい味は客にはわからない」

「ココイチ廃棄カツ」は氷山の一角! 世間を賑わせた産廃業者ダイコー、製麺業者みのりフーズを主役とした食品廃棄物横流し事件。しかし、業界関係者への取材では、この件に対する驚きの声は聞こえなかった……。さまざまな問題が常態化している食品業界の裏側に迫る!

売る側も素性を知らない食品。スーパー・飲食店の残念な現実


ミンチは質の悪い肉が使われるケースも

ミンチは質の悪い肉が使われるケースもあり、そもそもおいしくないことが多いのだとか

 今回の廃棄品横流し以外にも、食品業には裏側が数多く存在する。

「廃棄ロスを減らすために、期限切れ冷凍食品は詰め合わせて、200~300円台の激安弁当に。惣菜などは本来当日中が賞味期限のものでも売れ残れば冷蔵保存。次の日にも再度、棚に並べるケースもある」(某激安スーパー店員)

「カップ麺はたまに不良品が出ることがあって、そのときに袋に入ったかやくや粉スープは使い回す。なかには延々と使い回されたものもあるかもしれません」(某カップ麺メーカー社員)

 さらに怖いのは「ミンチ肉」を使った商品だ。

「ミンチ肉は一度、店に出したものを消費期限が切れる日に冷凍保存。そこから半年から1年たったものを加工して売るケースもありましたね」(某スーパーの店員)

 よく聞く表示偽装のケース。

「ウチが肉を卸してる某激安焼き肉チェーン店は、外国産の牛タンを国産、A4ランクの牛肉をA5と表示して出してますよ。どうせ細かな味はお客さんにはわからないからって、開き直ってる」(卸肉会社の営業担当)

 表示偽装なども困るが賞味期限が切れたものをそのまま店内で使いまわすのも考えものだ。

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焼き魚には、こんな事情も…

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