更新日:2022年06月29日 09:39
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食品偽装をする側の論理「どうせ細かい味は客にはわからない」

飲食店の商品と原価のカラクリ

焼いてしまうと香ばしい匂いに。

焼いてしまうと香ばしい匂いに。焼く作業は店内でされるため、作りたて感は出るという

 闇とは言えないまでも、飲食業界にはさまざまな裏事情とカラクリが存在する。惣菜や居酒屋メニューなどで目にする焼き魚には、こんな事情も……。 「アジの開きは、多くの場合、海外で冷凍されたものを使います。ウチが提供する際には、『××産』という記載や賞味期限の表示義務がある。しかし、その魚がいつ獲れたものかは、私たちも知りません。冷凍技術が上がっていつでも仕入れられるから、値段は安くなったけど、格安店は保存が雑なケースもあり、本当に安全かは正直わかりませんよね」(某激安スーパーの店長)  同様に冷凍保存が利くフライ類も鮮度の面では疑わしいものが多く存在するという。 ― 食品業界の闇 ―
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