更新日:2016年06月15日 02:26
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舛添知事は都議会を解散せよ――都議たちの“政治と金”問題を逃すな

都議会自民党を追い込んだ世論の力

 筆者は連載第7回「舛添知事の命運を握る「都議会自民党」を野党は攻めきれるか?」で、都議会自民党は舛添知事を延命させようとするが、あるパターンに追い込まれた場合には、あわてて舛添切りを行う、と述べた。もう一度紹介しよう。 〈都議会最大与党である自民党は世論の批判をかわそうと、パフォーマンスで知事批判をするが、本気で「身内」である舛添知事を辞任に追い込むことなど考えていない。  この自民党の「製造者責任」を追及しない限り、舛添知事は延命できるだろう。逆に、自民党が世論から袋叩きにあえば、あわてて舛添知事を辞任に追い込むだろう。  つまり、自民党が舛添知事を追い込まざるを得ないパターンは、以下の3点である。舛添知事を延命させることで、世論の批判が自民党に集中し、 ① 衆議院選挙や参議院選挙の情勢が自民党に不利になった時。 ② 安倍政権の重要政策(憲法改正など)が邪魔されそうになった時。 ③ 都議会議員選挙の情勢が自民党に不利になった時。〉  今回はまさしく、①の状況に自民党が追い込まれたのだ。
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舛添知事はおとなしく辞任するか?
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