更新日:2016年06月15日 02:26
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舛添知事は都議会を解散せよ――都議たちの“政治と金”問題を逃すな

辞職要求を断った舛添知事

 さて、舛添知事はおとなしく辞任するだろうか?  13日の総務委員会で公明党は辞職を要求したが、不信任案までは言及しなかった。  都議会で不信任案が可決された場合、知事は10日以内に辞職か、議会解散の選択を迫られる。つまり、議会解散もありうるということだ。  都議会与党からすれば、議会解散のリスクがある不信任案よりも、舛添知事が辞職してくれた方がありがたい。  しかし、14日、舛添知事は都議会議長による辞職要求を断った。  舛添知事からしたら当然だろう。なぜならば、舛添知事が批判されている、公用車使用の公私混同、政治資金の私的流用、政務活動費を利用した資産形成などは、都議会議員達も行ってきたことだからである。  自分と「同じ穴のムジナ」である都議会議員になぜ辞めさせられなければならないのか。舛添知事は腑に落ちないだろう。
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都議会議員の「政治と金の問題」も審判にかけよ
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