東京・西葛西に「リトルインド街」が誕生?
―[山田ゴメス]―
日本も国際化にともない、横浜・神戸・長崎の「中華街」、新大久保の「韓国人街」、浜松の「ブラジル人街」……などが活気を見せている。しかし、「インド人街」というのは、正直まだあまり聞き慣れないのではなかろうか? ところが! 昨今、東京都江戸川区の西葛西地区を中心に「リトルインド構想」が具体化されつつあるらしい。今日は、当プロジェクト関係者である在日インド人のゴーシュ・オングシュマン氏(日本語ペラペラ)から、その詳細を伺ってみた!
日刊SPA!読者の皆さんは、女子を食事に誘う際、まず「何料理」を頭に思い浮かべます? 和食・フレンチ・イタリアン、それに中華・焼肉(=韓国)・バル(=スペイン)エスニック……大方がそんなところではなかろうか(最近だと「赤身肉ブーム」に乗っかってのシェラスコ(=ブラジル)も捨てがたい?)。いやいや、もう一つ忘れてはいませんか? そう! カレー、すなわちコ○イチなどの“日本風”ではない「インド料理」である。料理の面だけでも、もうここまで日本人に馴染みが深いインド……だったら、国内に「インド人街」があっても不思議じゃないのでは?
ってなわけで、在日インド人の10%以上に相当する約3000人のインド人が暮らす江戸川区の西葛西で起ち上がった「リトルインド構想」。すでに、地域の日本人とインド人が協力し、日本側にとっては観光の拠点としての産業振興を、インド側にとっては「日本とインドの架け橋となるような街づくり」を目指し、5つのプロジェクトを基幹とし、活動を始めているのだという。その「5つのプロジェクト」とは以下の通りだ。
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大阪府生まれ。年齢非公開。関西大学経済学部卒業後、大手画材屋勤務を経てフリーランスに。エロからファッション・学年誌・音楽&美術評論・人工衛星・AI、さらには漫画原作…まで、記名・無記名、紙・ネットを問わず、偏った幅広さを持ち味としながら、草野球をこよなく愛し、年間80試合以上に出場するライター兼コラムニスト&イラストレーターであり、「ネットニュースパトローラー(NNP)」の肩書きも併せ持つ。『「モテ」と「非モテ」の脳科学~おじさんの恋はなぜ報われないのか~』(ワニブックスPLUS新書)ほか、著書は覆面のものを含めると50冊を超える。保有資格は「HSP(ハイリー・センシテブ・パーソンズ)カウンセラー」「温泉マイスター」「合コンマスター」など
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