自分の世界にハマりすぎて結婚できない男
◆確固たる価値観&趣味に、他人が入り込む余地なし?
「30歳を過ぎたら急に、『え? こいつも?』みたいなヤツまで結婚していって。じゃあ自分もと思ったら、これが難しい!」
一人には広い社宅に住む森和弘さん(仮名・37歳・金融機関勤務)は、親友曰く“履歴書的には完璧な男”。一流大学を卒業後、大手金融機関に内定をゲット。現在、社内でも王道の出世コースを歩み、結婚願望も高い。それなのになぜ、縁遠いのか?
「曲がったことが極端に嫌いで、頑固なことが原因かも。昔の彼女とケンカしたとき、『この場合、この理由で僕は正しい。だから謝らない』と筋道を立てて説明したんですよ。ヘラヘラ謝って場を収めるなんてできなくて。結果ですか?……キレられました」
仕事では長所になることでも、感情がベースとなる恋人関係では、“融通が利かない”“上から目線”という評価に。
「趣味は映画と音楽です。家ではスピーカーや音響設備にお金をかけて、拘っています。音楽は複数のサークルに所属。僕の趣味に合わせられない人、全く興味がない人とは、付き合えないかも」
真面目な性格だけに、女のコが引くほど、凝ってしまう。相手には“価値観と趣味の共有、誠実であること”を求める森さん。しかし出来上がっている彼の世界に入るのは、難易度が高そうだ。
●脱[結婚できない男]のためには!
高いプライドも程々に自分が相手の世界に入ることも考えて!
― なぜか【結婚できない男】の意外な欠点【4】 ―
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