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清水富美加の背中を押したかも!? カリスマドットコム、ニューアルバムへの思い

「現役OLエレクトロラップユニット」を標榜していたカリスマドットコムだが、昨年11月の「OL」引退に続き、3月22日にリリースされた通算2枚目のフルアルバム『not not me』では1曲ごとに異なるプロデューサーを迎えて「エレクトロ」色も払拭してきた。蔦谷好位置は意外性満点のEDM、社長(SOIL&“PIMP”SESSIONS)はビッグバンドジャズ、西寺郷太(NONA REEVES)はポップファンク、ALI-KICK(ROMANCREW)はヒップホップ、チボ・マットは80年代ニューウェイブ、ハマ・オカモト(OKAMOTO’S)はなんとベースとラップのデュエット……と、曲調のバラエティはこれまでとは別次元。この変化と『not not me』すなわち「私じゃない、じゃない」つまり「私」というタイトルは彼女たちのどんな思いを反映しているのか。ここからカリスマはどこへ行くのか。いつかに語ってもらった。

カリスマドットコムのMCいつかと、ニューアルバム『not not me』

――『not not me』を聴いて、「カリスマドットコム変わったな!」と思った人が多いと思います。ジャケットに写っているのはいつかさん一人だし、メガネもかけていない。 いつか:変わったことを視覚的に表すいちばん手っ取り早い方法がメガネを外すことだったんですよ。一応かけた写真も撮ったんですけど、(メガネの)ツルが邪魔になってCharisma.comの刈り込みが見えなくなっちゃうから。 ――アルバム、すごくいいですね。好評でしょう。 いつか:本当ですか? ――いつも、ほめても信じてくれないですよね(笑)。 いつか:毎回、自信あるっちゃあるんですけど、これが絶対だ、最高傑作だ、みたいなことは一度も思ったことないです。たぶんこれからもない。自信を持ったらそこで止まっちゃいそうな気がするんです。 ――「現役OL」「エレクトロ」といった看板を外していくのは覚悟が要ったのでは? いつか:看板に縛られたり囚われたりしてたわけでもないんですけど、外したときにどうなるんだろう? っていうちょっとした不安の入り混じった、期待でもないけど、前向きな感情はありました。試されるな、ここから……みたいな。 ――フルタイムのミュージシャンになっての第1弾ですから気合も入ったと思います。 いつか:勝負は勝負ですよね。いつもそういう気持ちではいましたけど、今回は特に、今までと違った流れを作りたい、チャレンジしたい、もっと伸びたいと思って、新しい作り方を試したから。やり方は各々違いましたけど、みなさん今までの私たちの流れを踏まえた上で「こういうのをやったら面白いんじゃない?」っていう曲を提供してくださったと思います。なかでは蔦谷(好位置)さんの「not not me」がいちばん意外でしたね。トレンドを見据えて今ちゃんと刺さる、カリスマドットコムがやると意外で面白いもの、というふうに考えてくださった感じがする。 ――アルバム全体を通してのテーマはファンクかな、と思ったんですが。 いつか:「ファンクをやりたい」ってずっと言ってましたからね。(西寺)郷太さんとか、プロデューサーさんによっては言ったかもしれない。 ――西寺さんがプロデュースした「Lunch time funk」は曲名に入っていますもんね。個人的にいちばん面白かったのが「classic glasses」(ハマ・オカモト)で、いちばん好きなのは「Like it」(KO-ney)です。 いつか:わたしもいちばん押してるのは「Like it」です。 ――曲もモロ好みのタイプなんですけど、MVがまた最高ですね。 いつか:でしょー? ――クソ生意気で何をやらかすかわからないMCいつかが久しぶりに帰ってきた感じがしました(笑)。TEMPURA KIDZと黄帝心仙人の貢献度も抜群です。 いつか:ですよね! あの2組が出てくれたことで箔がついた感じがあります。あ、プロなんだ、っていう。ダンスの見せ方にはわたしもこだわりました。映像を見せてもらって「ここのダンス、差し替えられませんか?」とか初めて言ったから。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1310856 ――二人のイキってる表情もよかったです。 いつか:私も我ながらいいと思いました。私こういう顔するんだ、って(笑)。アルバムができたとき「Like it」だけは絶対にPV撮りたいって言ったんです。あとはお任せしますって。それくらいこの曲にはこだわりがある。 ――ニュー・ジャック・スウィング(80年代後半~90年代前半のR&Bを席巻したハネる16ビート)っぽいけど、いつかさんは少し下の世代ですよね? いつか:かなり下です(笑)! KO-neyさんはわたしよりさらに若いんですけど、「ニュー・ジャックっぽいの作りたい」って言ったら「僕、得意かもしれないです」って。「ほんとですかぁ?」なんて言ってたんですけど、聴いたら「これですよ~!」って。私も好きな感じのラップが乗せられたし、満足してます。
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清水富美加さんの出家を後押ししちゃったかも
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