カリスマドットコム、「OLやめる」の真意とは?
先日、日刊SPA!で速報したとおり、11月22日に東京・渋谷のWWW-Xで行われたワンマンライブ「Charisma.company~第一回生ホウレンソウ発表会~」で「OL引退」を発表し、「CEOになります」と宣言したカリスマドットコム。その日に発売したEP『unPOP』は、iTunes配信と、CDはWMDの通販とライブ会場での限定販売のみなのだが、これがなかなかの重要作なのだ。ちょっともったいなくね?ということで、OL引退の件、2016年回顧、2017年への意気込みも含めて語ってもらった。
――ワンマンライブ、素晴らしかったです。
いつか:ありがとうございます。自分ではピンとこないんですよね。それは始めてからずっとそうで、自分がしっくりきたときは周囲の反応がそうでもなかったり。見てくださってる方とやってる自分が一致しないのは当然っちゃ当然なんですけど、わたしとしてはいつも精いっぱいなんですよ。いまだに出来に波があるのが悩ましいです。
――いつかさんの意識がちゃんとお客さんのほうを向いていた気がするんです。
いつか:自分のことに集中してたっていうのはあるかもしれないですね。あんまり自覚はなくて、ライブはいつも外に向かってやってるつもりなんだけど、裏でいろいろあることが精神に影響してステージ上に出ちゃってたんだとしたら、プロとして意識が低い。反省ですね。
――プロ意識の向上が見られたみたいな?
いつか:それはわからないですけど、実はそのちょっと前が不調だったんです。心ここにあらずみたいな感じで、何回やっても間違えちゃうみたいな。まずいなって思って、ワンマンの前は毎日スタジオ行ってすっごい個人練習しました。久々に「これでダメだったらもうダメだろうな」って言えるくらいやった。それでも間違えたとこは間違えたんですけど、成果が出たんだったらよかったなと。あと、スタッフが替わって最初のツアーだったっていうこともあるかもしれないですね。やっぱり成功させたいじゃないですか。プレッシャーがあると燃えるほうなんで。
――間違いって見てる側にとっては大した問題じゃないんですけど、アーティストはみんな気にしますね。
いつか:噛まないのが当たり前っていう前提で噛むわけだから、ダメでしょ、っていうのがありますね。最低限のラインだから、クリアできないと悲しくなります。
――ゴンチさんはどうでした?
ゴンチ:めっちゃ緊張してました。そのあと名古屋と大阪でやったんですけど、東京がいちばん緊張してました。大阪がいちばん自分でも楽しんでやれた気がします。
――「楽しむ」はゴンチさんの課題ですしね。
ゴンチ:途中まではできてたんですけどね……。一回ちょっと間違えちゃって、それがなければいい感じで終われたのになって思いました。
――間違いは気にするなって言っても、まぁ気になりますよね(笑)。
『unPOP』 配信&ライブ会場&WMD限定EPが発売! |
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