[痛い結婚式]ややこしいらしい「ブーケトス問題」を考えてみた

◆ややこしいらしい「ブーケトス問題」を考えてみた

「ブーケトスは人権侵害だ」との記事が、『AERA』6月1日号に掲載され、局地的に話題を呼んだ。なんでも最近では、ブーケトスの時に独身女を集める「点呼型」、ある一人を呼び出してブーケを贈呈する「名指し型」などがあり、独身女にとってはいたたまれないんだとか。

ブーケトスは「結婚はすばらしい」という価値観の押しつけであり、「人権侵害だ」と。「なにも、そこまで」というのが、大方の男性の意見だろうが、本特集の取材の中でも、「ブーケをとれなかった私に、新婦は『あなたに取ってもらいたかった! 少しでもいいことがあるようにって!』だって。なぜ、あんたに私の幸せを心配されなきゃいけない?」(35歳・女・自営)、「ブーケが足元に落ちたので仕方なく拾ったのに、『がっついてるね』と友達に言われた」(25歳・派遣)とまあ、女性からはブーケトスに対する恨み節が続々。女を悩ませているらしいブーケトス問題だが、All About「結婚式」ガイドで、結婚情報誌『ゼクシィ』でも執筆する粂美奈子氏によると、「『ゼクシィ』の08年の統計では、式の約50%でブーケトスが行われている」んだとか。

「晩婚化が進み、参加する花嫁の友人も30代中心になって、神経質に考える人も増えたんでしょうね。でも、花嫁の裁量で、やりたければやればいいんですよ。もちろん心遣いは必要だけど、招待しているのは自分の友達なんだから、どんな雰囲気になるか、考えればわかるはず。未婚者が少なければ全員参加にしてもいいし、工夫の仕方もあるわけで。列席者側もカリカリせずに、おおらかな気持ちで参加すればいいのでは。式で舞い上がる花嫁の気持ちも理解してあげてほしい。友達なんですから」

 主役だからと無配慮にブーケトスを強行するのも、「傷つけられた」と憤るのも、自分しか見ていないという点では似た者同士――なんて言ったら、怒られるんだろうなあ、きっと。

― 列席者は見た![痛い結婚式]のバカ度【5】 ―




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