駅員ではなく守衛がいる外に出られない海芝浦駅

◆珍しい駅編
せっかくはるばる乗車するも思わず誰もが困惑してしまう妙ちくりんな駅

【CASE5】
駅員ではなく守衛がいる外に出られない海芝浦駅

 普通に時刻表に載っている駅で、列車も走っているのに、そこへ着いても外へ出られない駅がある。なんと改札口に駅員でなく、守衛が仁王立ちしているのだ。

 そこは、神奈川県横浜市にある鶴見線の海芝浦駅。改札口がそのまま東芝・京浜事業所の門になっているため、同社関係者以外、外に出られないのである。

 にもかかわらず、この駅にやって来る非東芝関係者は多い。外に出られないという特異性もさることながら、ホームからの景色が良いのだ。すぐ隣が東京湾(京浜運河)になっており、眼下に青い水面が展開。「鶴見つばさ橋」や「横浜ベイブリッジ」も眺望できる。湾岸の工業地帯のため、夜景も綺麗。また改札内には、訪問者用に「海芝公園」もある。造ったのがJRでなく東芝なのも面白い。

 ちなみに、鶴見線は工業地帯を行くため、通勤時間帯以外は乗客が少なく、ここが大都市であることを忘れるほど、のんびりした空気が漂う。そのため鶴見線は、東京のすぐ近くで旅行気分が楽しめる「都会のローカル線」として、人気が高い路線だ。

― 日本全国[珍駅/泣駅]途中下車のススメ【5】 ―




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