【マヤ暦】12月21日「世界のおわり」に壊滅的サイバー攻撃を受ける!?
◆世界的行事に乗じ、事件多数発生!?
今年は世界各国で国家指導者の選挙が行われ、これに乗じたサイバー攻撃がもちろん予見される。例えば昨年12月、韓国ソウル市長選の投開票日に中央選挙管理委員会のWebサイトがサイバー攻撃された。同じくロシア下院選の投票日にも独立系選挙監視団体等のサイトが攻撃された。
さらに今年は夏季五輪開催年。イギリスのセキュリティ業界は、7月のロンドンオリンピック開催時、特にアンドロイドモバイルデバイスを標的にしたマルウェアの増加を懸念している。人々が競技に夢中になっているときを狙えば、ユーザーが「普段なら警戒してやらない操作」を実行する可能性が高く、結果としてクレジットカード情報等を取得しやすくなると警告を発する企業もある。
また、マヤ歴が示す「世界の終わり」と囁かれている12月21日。これを信じる人々のパニック状態を利用した個人情報攻撃が発生するかもしれない。また同日には過去最大級の太陽フレアが大量のプラズマや宇宙線を生み、電力網に多大な被害を与えるという。航空機は墜落し、PCや携帯電話の通信が途絶えるどころか、あらゆる磁気データが地球上から消去される……。史上最大の壊滅的サイバー攻撃の犯人は、太陽なのか!? <取材・文/ウラジミール>
― 2012[(危)サイバー事件]大予測【7】 ―
この特集の前回記事
ハッシュタグ