「個人事務所の弁護士は一般常識がない人が多い」職員が激白、北海道タクシー“弁護士”大暴れ事件からみる実態
次は、有名弁護士K氏の事務所で働いていた別の女性Hさん(29歳)の証言。
「つねにひとを見下しており、とにかく小さなことで怒鳴ってばかりいます。次第に、胸の動悸が止まらなくなり、耳が聞こえなくなりそうになってしまいました。私は、このままでは体調がおかしくなってしまうと思い、逃げるように辞めました。現在は就職活動中です。もう二度と法曹界で仕事するもんか。私の時間を返せ!」
Hさんも“三振”してしまったため、次は一般企業を受ける予定だ。
冒頭のFRIDAYで報じられた内容と、MさんやHさんの証言は合致する部分も多い。弁護士は社会的な責任を背負っている職業だけに、法律の知識だけではなく、一般常識やマナーぐらいは身につけていて欲しいものだ。とはいえ、そんな法曹界も非常識なひとばかりではない。
「裁判官は公務員だけあってまともな人が多い。だから裁判官から弁護士になった人も大丈夫。検察官も警察官と行動を共にしているから下手なことはしない。要するに、個人事務所の弁護士のなかに、常識のない地雷が混ざっているということ」(前出のMさん)
今回は残念なニュースだったが、こうしたケースはほんの一部で、ほとんどの個人弁護士はまともであることを願ってやまない。
<取材・文/日刊SPA!取材班>
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