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周囲に流されずに生きるには? アレンジが人生に変化を起こす<魂が燃えるビジネス>

いまの仕事楽しい?……ビジネスだけで成功しても不満が残る。自己啓発を延々と学ぶだけでは現実が変わらない。自分も満足して他人にも喜ばれる仕事をつくる「魂が燃えるビジネス」とは何か? そのヒントをつづる連載第39回

だらしがない 「テレビを見ていて気づいたら1日が終わった」「スマホを見ていて気づいたら1日が終わった」

 私たちはとかく流されがちです。「これをやってみたい、あそこに行ってみたい」と考えつつ、いつの間にか日々のルーティンにはまりこんで身動きが取れなくなってしまいます。ふとした瞬間にそんな自分に気づいて、「私は今まで何をやっていたんだ!?」と愕然とした経験は誰にでもあると思います。

 しかも、この手の問題は根が深く、ちょっとやそっとでは治りません。不甲斐ない自分に気づいた瞬間は「やってやるぞ!」と気持ちが高ぶって行動してみても、えてして長続きせず一週間もすれば元の生活に戻ってしまいます。

 私たちはとても効率的な社会に生きています。衣食住をはじめとしたあらゆる生活シーンで、考えずに言われた通りにすれば済んでしまう仕組みが用意されています。それ自体は便利でありがたいものですが、それ故に流される傾向は昔よりも強まっています。

 だからこそ、大切なのが「自分で考えるひと手間」です。たとえばラーメンにコショウを入れる。パスタにタバスコをかける。こういったひと手間を加えれば、それはもう自分の料理になります。

 同じように洋服で雑誌やネットのコーディネートを参考にするにしても、すべてを掲載商品で揃えようとしたら手が出せません。しかし、そこで諦めたら何も変化しません。逆に自分の所持品やファストファッション、古着などで似たようなアイテムを探して代用すれば、それが自分のファッションになります。

 また通勤通学路でいつもと違う道を使ってみるのもオススメです。私たちはその街に住んでいるといっても、「面」ではなく点と点を結んだ「線」で生活しています。いつも使う路地の一つ隣を歩いたらいい店を見つけた、というラッキーは珍しくありません。

 物事を与えられたまま受け取るのではなく、わずかなアレンジを加えて自分のものにしてしまう。こうして生活の中で自分の意識を増やしていくと、次第に考えがパッと浮かぶようになります。「あー、そうだなー」と流されるのではなく、「あ、それなら自分はこうしよう」と閃きが起こります。

 「流される」というのは日々の傾向です。だからこそ、それは「やってやるぞ!」というその場限りの一念発起では対応できません。自分なりのアレンジを加えて、意識する機会を増やしていくという小さな積み重ねが必要です。

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アレンジを加えるのは義務ではない

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