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全国のスピード違反で捕まった“残念な”ひとたち――交通違反の事例エピソード集

 春の全国交通安全運動が始まる。内閣府の発表によると、今年は4月6日(金)から15日(日)にかけて行われる。また、10日(火)は「交通事故死ゼロを目指す日」に指定されており、取り締まりが強化されることだろう。

 ときに重大な事故で尊い命が奪われてしまうこともある。じゅうぶんに気を付けて運転してほしいものだ。とはいえ、ドライバーであれば、スピード超過をはじめ、交通違反で捕まってしまった経験はだれでも一度はあるはずだ。そこで、日刊SPA!サイト上にて「交通違反の残念なエピソード」を募集してみたところ、多くの回答が得られた。

警察

交通違反の残念エピソード集 —スピード違反編—


 今回は、アンケートの回答から“スピード違反”にかんするエピソードを紹介。これからの安全運転にぜひ活かしてほしい。

・覆面パトカーを巻こうとしたが無理だった=会社員・K.Nさん(43歳男性・青森県)

「80km制限の高速道路で追い越し車線を走行していたときの出来事。トンネルを抜ける少し手前の走行車線にライトバンとクラウンがいた。トンネルを抜けた後に減速し、走行車線に移って減速(約90km切るくらい)、しばらくバックミラーで確認を続けたところ、覆面パトカーだとわかった」

 スピード違反で捕まってしまうと思ったが、カーブの多い高速だったことから、相手から見えなくなるところでアクセルを踏み、距離を広げつつ覆面パトカーを巻こうとしたK.Nさん。しかし、現実は甘くなかった……。

「突然のゲリラ豪雨に見舞われて、視界不良につき減速した。前方に集中していたので、数分後に覆面パトカーが後方で赤灯を回転させたことに驚いた。レーダーを飛ばされたようだが、ゲリラ豪雨の騒音でレーダーキャッチ音すら聞こえなかった。前に付かれた後、誘導されて最寄りのICで御用となり、27kmオーバー(107km)とのことだった。高速隊いわく『あなたわかっていたよね』。まさに、完全にロックオン状態での御用でした」

 悪天候のなかでは、一歩間違えば大事故につながりかねない。制限速度を守ることはもちろん、より一層、運転には気を付けてほしいものだ。

・取り締まりのための取り締まりで納得できない=自動車整備・マスダさん(70歳男性・広島県)

 場所は島根県の田舎道・国道191号。午前11時10分頃、交通量はほとんどなかったにも関わらず、取り締まりにあってしまったマスダさんのケースを紹介しよう。

「自車の前方及び後方に走行車はなく、下り直線道路を走行中でした。下り切った右側の空地にパトカーが止まっていたのを確認しながら走行していると、後ろに付いて赤灯が点滅し、停車を求められた。何か違反でもしたのかと思ったけれど、心当たりは全くなかった。しかし、パトカーの警察官にレーダー記録用紙を見せられ、16kmオーバーだと反則切符を切られた。取り締まりのための取り締まりで納得出来ない。以前、古屋国家公安委員長が言っていた、あの意見はどうなったのか…」

 2013年、警察庁を管理する国家公安委員会委員長だった古屋圭司氏が「危険もない直線道路で制限速度20km/h超過を取り締まるのはどうか。真に事故抑止に資する取り締まり、取り締まられた側が納得できる取り締まりのために場所、時間帯、方法を見直していく」と話したことが想起される。

 実情に見合っていない制限速度や取り締まりに、多くのドライバーが不満をもっていることが伺える。

・追い越し車線を2km以上走って通行帯違反=会社員・ムーミンさん(35歳男性・東京都)

 また、スピード違反ではなくとも追い越し車線を走行していれば捕まってしまうこともある。

「交通安全週間中の前後に一台もいなかった高速道路。道が空いており出口が近かったので、追い越し車線を走行していると、後ろから車が迫ってきた。車間距離が詰まってきたので道を開けようとしたところ、停車命令。追い越し車線を2km以上走っていたので、“通行帯違反”とのことでした」

 ムーミンさんは、警察官が最後に残した言葉「いつもなら捕まえないんだけどな」が忘れられないという。

 ときには捕まってしまったことが納得いかないケースもあるだろう。とはいえ、事故を起してしまっては元も子もないことは事実。警視庁や県警のホームページには、「速度取締実施場所一覧」も公開されている。交通安全週間中はもちろん、じゅうぶんに注意してほしい。<取材・文/日刊SPA!取材班>

— 交通違反の残念エピソード集 —





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