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「鳥貴族」店長が更衣室をスマホで盗撮…雑すぎる手口と“誰でも盗撮”時代

 今月4日、居酒屋チェーン「鳥貴族」の京都市内の店舗で、20代の男性店長がアルバイト店員の女性の着替えを盗撮し、懲戒解雇されていたことがわかった。

 鳥貴族によると店長は6月15日、店内の更衣室に自らのスマートフォンを隠し置き、女性の着替えを撮影。女性が盗撮に気付いて発覚し、店長は20日付で懲戒解雇処分になった。同社は女性側に謝罪して、見舞金として1万3000円を支払ったが、女性からの被害届を受け山科署が捜査を進めている。

 同社の調査に対し、店長は盗撮したことを認めているという。

ただスマホを置いておくだけ…雑すぎる盗撮手口


 その後の鳥貴族側の見舞金の対応も含めて、なんともひどいニュースだが、とりわけ驚くべきは男性店長の雑すぎる盗撮の手法である。

 被害者の女性は見舞金の1万3千円の画像と、盗撮に気付いた際、彼女が撮影した更衣室の店長のスマホの様子を、7月2日にツイッターにアップしている。

 バイト女性が発見する前、店長は自分の服などでスマホの画面を隠していたのかもしれないが、不自然に背面カメラが脱衣カゴから飛び出し、絶妙なアングルで更衣室の着替えの様子を撮影しようとする持ち主の意図が、このスマホからはビシビシと伝わってくる。

 しかも、この画像を見る限りスマホ画面は点灯させた状態。パスコードロックを掛けたり、スリープモードにしていないことから、公式カメラアプリで堂々と録画していたようである。

 もちろん、巧妙だからといって褒められたものではないが、これでは盗撮という犯罪の手口としてあまりに杜撰(ずさん)としか言いようがない。

 こうした盗撮の手口について、我が国の盗撮史を振り返り「隔世の感がある」と語るのはアンダーグラウンドな犯罪に詳しいフリーライター・高井直氏(仮名・40歳)だ。

「昔は『ラジオライフ』(三才ブックス・刊)のような雑誌で紹介されている、手の込んだ小型カメラや偽装カメラをマニア男性の一部が悪用していました。メガネ型などカメラの種類は当時から色々でしたが、1台数万円と決して安いものではなかったし、それらの機器を普通の人が実際に使うのはなかなかのハードルの高さがありました。ちょっとした衝撃ですぐ壊れたりすることもよくありましたね」

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マニアのテクは高度に、一般層は雑にスマホ盗撮

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