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ホストに1500万円貢いだ現役アイドル・優月心菜「いつか有名になって後悔させたい」

「ホストに騙された話、なんでもお話します」

 Twitterを二度見した。なぜなら一般人ではなく、“現役アイドル”のつぶやきだったからだ。彼女の名前は、優月心菜(22)。声優やライブアイドルを経て、最近ではNetflixの恋愛リアリティ番組『リアラブ』に加賀夏海として出演。そんな彼女は現役アイドルであるにもかかわらず、1年で歌舞伎町の某ホストに1500万も貢いだという。その顛末とは……。

優月心菜

現役アイドルの優月心菜さん

普通の出会いがなかった


「マックスで1か月300万、1年で1500万以上を一人のホストに使いました(笑)」

 一般的なOLの初任給が18万程度。彼女がホストに貢いだ額は破格といえる。容姿端麗で芸能界という華やかな世界に身を置く彼女であれば、わざわざお金を払ってホストクラブに行かなくても引く手あまただろうが――。

「これ見てください。昔の私なんです」

 1枚の写真を見せてきた。アイドルデビュー当時の自分だという。黒髪で素朴な雰囲気、まるで上京したての大学生のようだ。

優月心菜

アイドルデビュー当時(15歳)の様子

 今の細身でいかにも今どきの容姿をした彼女とは、似ても似つかない。幼少期にいじめられた経験から、「芸能人になって見返したい」という一心で芸能界を志した。

「デビューが早かったから、普通の出会いがなかったんです。プロデューサーや、ファンの人に誘われることは多かったけど、いわゆる高校生らしい恋愛とかを全くしてこなかった。たぶん、ピュアだったんです。ピュアすぎたんです。結婚を前提に同棲していた彼氏がいたんだけど、その人しか知らなかったから……」

優月心菜 その彼と別れた頃、追い打ちをかけるような出来事が続く。収入の大半を占めていた漫画原案の仕事がなくなった。さらに、大手事務所への移籍話が持ち上がっていたが、それもなくなってしまった。自暴自棄になった彼女の向かった先は、現役の俳優がアルバイトとして勤めるバーだった。

「後輩に連れられて行ったバーにもともと好きだった俳優がいて、しかもすごく優しくしてくれてすぐ好きになっちゃったんです。ほかにもイケメンが働いていて、結果的には二人の店員と関係を持ったんですが、どっちも彼女にはしてくれない。ホテル代を払わされた挙げ句、置いてきぼりにされたり、客として来ていたまったく関係ないAV女優の会計を私につけられたり……悲惨でした」

 このバーではいわゆる“色恋営業”が主流で、客同士の揉め事も日常茶飯事だったという。隣の客に殴りかかられたり、さまざまな事件があったと彼女は嘆いた。

優月心菜

1500万以上をホストに貢いだ


 そんなツラい時期を支えてくれた人物が他でもない1500万を貢いだホストだったのだ。彼は当初、俳優が働く店とは別のバーで働いていた。優月さんは、俳優の愚痴を言うために通っていたが、気づけば彼は歌舞伎町のホストになっていた――。

「彼がいつの間にかバーを辞めてホストになっていました。最初はお店に行かなくても毎日LINEしてくれたし、電話もしてくれて……。外でデートをしたり、お家に行くこともありました。相手から『付き合おう』とは言われてなかったけど、『友達以上の関係になりたい』とか『好きだよ』とか言われたから、いつか付き合えると思ってました。いま思えば全部そういう営業だったんですけどね(笑)」

 恋人と呼べるような関係。まさか客にはされないだろう……もっとたくさんの時間を彼と過ごすため、自ら彼の勤めるホストクラブに足を踏み入れた。だが、優月さんが初来店で使った額はなんと10万円。普通の飲み代として考えたらとんでもない金額だ。お金を使うようになると、みるみる彼からの連絡は減り、お店以外ではほとんど会えなくなってしまったという。

 そんなとき、彼が言い放った言葉は「俺の1番の客は、月60万使ってくれるよ。お前に同じことが出来るの?」 だった。通常であれば、自分が彼女ではなく客にされていると気づくものだが、恋は盲目とはよく言ったものだ。

「60万以上使ってるコは実際に付き合ってたし、私も60万以上使ったら彼女にしてくれるんだ! やるしかない!って思っちゃいました。それに相手の女のコにも負けたくないなって。競争心がわいてしまって……。なんとか稼いだお金を持って店に行きました。すると、とっても喜んでもらえて、次第に使う額が増えていきました。ヘルプの態度も急激に良くなって。それでどんどんホストクラブ自体も楽しくなっていきました。彼と喧嘩したときなんて、店の統括まで出てきて『コイツを支えられるのは、心菜ちゃんしかいないんだよ』 なんて言うんです。そんなこと言われたら頑張るしかないじゃん! って」

 その後、月末の締め日には毎回出席し、“エース”(最も売り上げに貢献する太客)として1年間に渡ってホストに貢ぎ続けた。「シャンパンタワーをしたら付き合ってあげる」と言われ、なんとかお金を工面した。だが結局、彼が優月さんを「彼女」にしてくれることはなかったのだ。

「振り返ってみると、完全に店ぐるみで“洗脳”されてましたね」

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だれも知らない地方まで出稼ぎに…

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