デジタル

行った気になる「東京ゲームショウ2018」厳選リポート 新作ソフト、VR/AR、eスポーツの注目点

注目度が高いVR/ARコーナー

 今年も引き続き注目の「VR/ARコーナー」では、サンシャイン60展望台のVRスペース「SKY CIRCUS」も手がける企業・ハシラスがVR遊園地システム「オルタランド」を初出展。

大掛かりなVR遊園地「オルタランド」を公開したハシラスブース

 VRヘッドセットとバックパックPCを装着し、垂れ幕で囲まれた現実の12m×7mのエリアに入るとそこは巨大遊園地! ヘッドセットをかぶり直すことなくさまざまなアトラクションを最大16名で同時に楽しめます。ヘッドセットの付け外しがなく、冷めないのがいいところ。これで会議室があっという間に遊園地になる!?

インディーゲームコーナーのオススメはベネズエラ

 今年のインディーゲームコーナーは、Nintendo SwitchのDLインディーゲームのブレイクもあって、実験的な尖った作品というよりはニッチながら取っつきやすそうなタイトルが目立ちました。そんななか曲者として注目したいのが、ベネズエラのSukeban Gamesの『N1RV Ann-A(ニルヴァーナ)』(PC・PS4・Nintendo Switch/2020年発売予定)。

インディーゲームコーナーは昨年以上に小間数が拡大

 サイバーパンク世界のバーテンダーをPC-9801のアドベンチャー風に描いて売上20万本を突破した『VA-11 HALL-A(ヴァルハラ)』の続編です。レトロで懐かしいアニメタッチの絵柄が一周回って新鮮。お客として来た成人向け漫画家の悩みに寄り添うカクテルを作るという体験版のストーリーは、インディーゲームならではといった感じでした。

話題のeスポーツも大盛り上がり!

 東京ゲームショウ2018ではeスポーツの大会も連日行われます。ビジネスデーの初日は浦和レッズとフェイエノールトのeスポーツチームが『FIFA 19』で国際親善試合を開催。白熱する試合に、eスポーツにはなじみがなさそうな記者たちからも「これは面白いっすね!」との声がもれていました。

実況と解説つきで国際親善試合は大盛り上がり!

 一般公開日には『パズドラ』『ぷよぷよ』『ストリートファイターV』などの大会も開催予定です。日本でも少しずつ定着してきたeスポーツ。観戦も含めて、新しいゲームの楽しみ方となるか、勝負の時を迎えています。
ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も
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