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『モンスターハンターライズ』発売!『モンハン』奇跡のサクセスストーリーを振り返る

ゲームコラムニスト・卯月鮎

卯月鮎

モンスターハンターライズ Nintendo Switch/カプコン

一歩一歩成長していった『モンハン』シリーズ

 3月26日にNintendo Switch向けにシリーズ最新作『モンスターハンターライズ』が発売されました。というわけで、今回のコラムは『モンハン』が世界的コンテンツになるまでの歴史を振り返っていきたいと思います。  初代が人気化したことでシリーズが続いていくケースが多いなか、『モンハン』は一歩一歩頂点へ登り詰めたタイトル。ゲーム史に残るサクセスストーリーです。
初代モンスターハンター

初代『モンスターハンター』(PS2)公式紹介ページ

 初代『モンスターハンター』が発売されたのは2004年3月。KDDIが運営していた通信ゲーム向けネットワーク「マルチマッチングBB」のサービスを利用したオンライン協力プレイが核でした。とはいえ当時はまだゲーム機でのアクション性の高いオンラインプレイは浸透しておらず、売上本数は30万本前後といわれています。ビジョンに時代もプレイ環境も追いつくのはまだ先のことでした。  高難度クエスト「G級」を追加したアップグレード版『モンスターハンターG』(PS2/2005年1月)がリリースされたあと、『モンスターハンター ポータブル』(2005年12月)がPSPで登場します。
モンスターハンターポータブル

『モンスターハンター ポータブル』(PSP)公式紹介ページ

『モンスターハンター ポータブル』の初動は年末商戦のなかで地味でしたが、ハードを持ち寄っての4人マルチプレイが口コミで広まり、最終的には130万本のセールスを記録。ネットを介したオンラインプレイにこだわらず、複数人で遊んでもらいやすい携帯ゲーム機に活路を見出したのが功を奏しました。 『モンスターハンターポータブル 2nd』(2007年2月)は240万本、『3rd』(2010年12月)は490万本と着実に数字を伸ばし、会社の上司とプレイする「接待モンハン」なる言葉も生まれるなど社会現象となりました。その後2013年には3DSに移行して『モンスターハンター4』(2013年9月)を発売。こちらも410万本と好調でした。
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『モンハン』悲願の世界展開
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