山口組再結集は本当か?「任侠山口組がいよいよ合流」の噂で各所が大騒ぎ
神戸陣営に袖にされた織田代表が、次いで六代目陣営への接近を図ったのも事実だという。
「織田代表は、任侠陣営の旗揚げ段階から、山口組統一についての持論をメディアで語っていますし、神戸陣営にいた’16年に両山口組の統合交渉を担当したことで、六代目陣営の最高幹部とのパイプも築いている。そのラインで復帰を持ちかけたんでしょう」
結局六代目陣営はこれを受け入れなかったが、織田代表はめげることなく、9月12日の任侠陣営の定例会で復帰への意気込みを長時間にわたって熱く語った。
「現在968人いる勢力を1年後には倍の2000人に増やし、六代目陣営にとっても無視できないような大組織に育て上げたいと演説したそうです。いま任侠陣営は、神戸陣営の山健組と六代目陣営の弘道会の草刈り場になっていますからいろんな話を仕掛けて自分を大きく見せ続けないと、求心力を保てないということなんでしょう」
かつては“神戸山口組の秘密兵器”と呼ばれ、対立する六代目陣営を震え上がらせた織田代表。隠し玉はまだ残っているのだろうか。
取材・文/SPA !ドキュメント取材班
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