恋愛・結婚

男性への執着をなくすにはどうすればいいですか?――25歳女性の悩み

― 連載「佐藤優のインテリジェンス人生相談」―
“外務省のラスプーチン”と呼ばれた諜報のプロが、その経験をもとに、読者の悩みに答える!

女性

※画像はイメージです

モテないおじさんや学生とのセックスがやめられない

★相談者★ あや(ペンネーム) 会社員 女性 25歳

 男性への執着をなくすにはどうすればいいですか? 私には婚約している男性がいますが、他の男性とのセックスがやめられません。セックスそのものというより、セックスを通して男性の感情が揺れ動くさまが好きで、男性が躊躇するようなマニアックなプレイや女性経験の少ない学生やモテないおじさんとすることで欲求を満たしています。

 彼氏は本当に優しい人なので傷つけたくはないですが、付き合いが長く、良くも悪くも安定しているため欲求不満です。

◆佐藤優の回答

 婚約者がいて、別の男性とセックスをしても、刑事責任を追及されることはありません。ただし、相手が妻帯者の場合、セックス相手の妻が、夫とあなたに損害賠償を求める民事訴訟を起こすことは可能です。セックス相手が妻帯者で、あなたと本気で一緒になりたいと思い込むようになると、離婚訴訟に巻き込まれて、時間とエネルギーとお金を失うリスクがあります。あるいはマニアックなプレイに熱中しているうちに、怪我をしたり、最悪の場合は生命を失う危険があります。

 また、不特定多数とセックスをしているような状態が長期間続くと、梅毒や淋病などの性感染症に罹るリスクも高まります。梅毒の場合、放置しておくと体の欠損、さらに脳に悪影響を与える場合もあります。それですから定期的に病院で性感染症の検診を受けることを勧めます。性感染症だけのために病院に行くのに抵抗がある場合は、健康診断で血液検査をする際にエイズや梅毒の検査を併せてしてもらうといいでしょう。

 現在の生活を続けることについての実践的なアドバイスはこれくらいにして、この状況を続けていいかどうかについて考えてみる必要があります。鍵になる言葉は「良心」です。同志社大学心理学部教授の武藤崇先生は、良心についてこう述べています。

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 良心と心理学の関係を「良心」の原義にまで立ち返って検討していくことにしよう。西洋概念としての良心の原義は「共に知る」である。(中略)「共に」の他者が、内なる他者(自己)や、超越的他者(神)となった場合、その意味は「意識(自覚)的になる」と近いものになってくる

(『心理学と良心 良心学入門』142頁)

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あなたの性行動には、心理的な背景が隠れているのかもしれません

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