不倫女性の内心は? 彼女の煮詰まり度合いがわかる“ある一言”
恋愛ジャーナリストのおおしまりえです。
不倫中の既婚男性は、女性に対して多かれ少なかれ同じようなことを口走ります。ときにその一言は恋愛のスパイスとなり、ときにその一言は、男性の本意とは別のところで疑いの気持ちを強めることも。
「もっと早く出会いたかった」
過去はもう絶対変えられないのに、なぜか言う人が多いこのセリフ。
「もっと早く出会いたかった」けれど、出会った先はお察し……とばかりに、あえて言及しないわけですが、この言葉、実は女の切羽詰まり度合いを測るにはちょうど良かったりします。
過去は変えられないのに、人は過去の選択を後悔したり、あの時ああしていればと、たらればトークに花を咲かせるものです。
それは不倫関係でも同じで、その最たる例が「もっと早く出会いたかった」という、男性側の今の関係に対する間接的な謝罪と後悔です。
当然、もっと早くに出会っていたらキミと結婚していた(キミだけを愛していた)……という意味が含まれているのですが、ぶっちゃけ男も女も、「仮に先に出会っていても、それはそれで結婚してるとは限らないけどね」という共通理解はあります。
この言葉、何気なくサラッと吐き出されますが、実はロミオとジュリエット効果(以下ロミジュリ効果)があると思っています。つまり、2人の関係が“逆境の中の愛”であるということを再認識させる意味を持っており、ロミジュリ効果で関係を再加熱する役割を担ってくれるのです。
逆境は恋愛のスパイスである。誰もが知っていることですが、恋愛関係に疲れ始めていると、「逆境」がよい効果は生み出しません。ですから、この言葉を放つ際、男性は女性側のリアクションに注目して欲しいのです。
女性側が喜んだり落胆したり、はたまた流したりするその反応で、彼女の不倫への疲労度、未来への期待度などを観察してほしいのです。
●「本当そうだよねー!」
もしあなたの発言に対してそのとおりと喜ぶような素振りがあれば、彼女の中ではまだあなたとの関係の熱量は高く、この発言が正しくスパイスとして働いていることを表します。
●「なんで、そういう事言うの?(苛立ち気味)」
苛立ちながら「言わないでよ」とか「どういう意味?」的な返しがあると、彼女は恋愛の刺激よりも現実問題に直面し、疲れている可能性があります。このまま進むと関係悪化の可能性が高いので、早急に具体的な対策を取りましょう。
「もっと早く出会いたかった」のロミジュリ効果
女性のリアクション別・不倫疲労度のはかりかた
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株式会社フミニティ代表取締役。恋愛ジャーナリスト・キャリアコンサルタント。「働き方と愛し方を知る者は豊かな人生を送ることができる」をモットーに、働き方と恋愛を主なテーマに発信を行う。また、企業向けのマーケティング支援も得意とする。anan、女性自身、現代ビジネスオンラインなどで執筆多数。公式HP「コラムニストおおしまりえオフィシャルサイト」。Twitter:@utena0518
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